株式会社T4C Rosicディビジョン エグゼクティブ・マネージャー
森谷 多加志氏
人事DXが進む中、人材データベースシステムや既存の人事管理システムはどのように運用するのがよいのでしょうか。本講演では、それぞれのシステムの統合できる内容、範囲について、(1)全て統合する、(2)人事給与システムと人材データベースを分ける、(3)人材データベースに人事管理機能を取込む、の3つのパターンにおいてそれぞれのメリット、デメリットを解説します。(協賛/インフォテクノスコンサルティング株式会社)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
人材データベースの整備とあわせて、人事関連システム全般の見直しを検討している方に向けての内容となっています。
人事ERPシステムの導入を検討すべきか、もしくは個別の業務要件に合わせて最適なシステムを選定して組み合わせるべきか、人材データベースをどのシステムで構築すると良いのか悩んでいる方をイメージしています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
人材データベースと人事管理システムの組合せパターンとそれぞれのメリット、デメリットのお話しです。人事関連システムの全体構想、骨格を企画する際のヒントとなる情報をお伝えし ます。
人事管理システムには採用管理、入社・退社、配置、身上異動、報酬管理、勤怠管理、評価、育成、教育研修など、さまざま な機能が提供されています。人材データベースは、これらの機能で作成されるデータに加えて人材マネジメントに必要・有用なデータを集めて管理します。人事管理システムの見直しを検討する会社は、できればデータ管理は一 つのシステムで行いたいと考えられるかと思いますが、現実は容易ではありません。
人材データベースと人事管理システムの組合せパターンとしては大きく3パターン取り上げ、それぞれのメリット、デメリットを解説します。
(1) 全ての機能・データを1つのシステムに統合するパターン
(2) 人給システムと人材データベースを分けるパターン
(3) 人材データベースに人事管理機能を取り込むパターン
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回の内容は、いままで営業活動のなかでその時々に合わせてお客さま へ提案してきたことや、実際にシステム構築をお手伝いすることになったとき にお伝えしているシステム構成の考え方になります。
一人でも多くの方の自社の人材データベースシステム導入推進とプロジェクト成功のお役に立てればと考えています。
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