人・組織の課題解決策を体系的に学ぶ、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」 
2021年11月16(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)・25日(木)・26日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会 [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」トップ 講演者インタビュー 小野 真裕氏(WalkMe株式会社 Chief Customer Value Officer)インタビュー

講演者インタビュー一覧

テクノロジーを個人に合わせるとここまで変わる!
人事領域のデジタル定着化と生産性

小野 真裕氏 photo

WalkMe株式会社 Chief Customer Value Officer

小野 真裕氏

人事システムの機能は豊富ですが、社員が使いこなせず目指していた効果が出せていない企業も多く見受けられます。その状況を打破するためには、個々人のITリテラシーを上げるのでなく、テクノロジーを人に合わせるという思想が重要です。本講演では、人事系システム導入時に起きる課題へのアプローチ「デジタルアダプション」(デジタルのユーザー定着化)について、実例とともに解説します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

DXが推進される中、重要な経営課題として、多様な人材の能力を十分に発揮し、生産性を向上することが挙げられています。そのような中、以下のような課題が見受けられます。

1.DXを推進すると、ITリテラシーの個々の状況により、システム利用の定着化に差がでてしまい、思うような効果が出てこない
2.新たなシステムを導入した(または、しようとしている)が、そのためのマニュアルや研修、問い合わせなどのコスト/労力が課題
3.デジタルHR環境を推進と従業員のエクスペリエンス向上を同時に実現することに課題を抱えている

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

新しい人事システムを導入した場合、すべての社員が想定した使い方をスムーズに覚えてくれるわけではありません。

「デジタルアダプション」とは、デジタルのユーザー定着化を実現する概念であり、特にSaaSを活用する企業から注目を浴びています。従来のようにテクノロジーに人が合わせるのではなく、テクノロジーを個々人に合わせることで、ユーザー定着化が飛躍的に進みます。

たとえば、ナビゲーション、ガイダンスなどの機能によって、誰もが迷いなく操作することができる環境を提供し、操作のどこで脱落をし、時間がかかっているかを分析することで完了率をあげることが可能です。

本講演では、リモートワークや、多様な人材、環境の変化などに柔軟に対応し、競争力をあげるための「デジタルアダプション」について、成功企業の取り組み事例なども踏まえてご紹介します。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

社員のシステムの定着化が思うように進んでいない、人事システムなどを刷新する際、社員への定着化をスピーディに行いたいなど、人事部門ならではの課題解決のデジタルアダプションの概念。社員の生産性向上を実現する組織作りの一つのヒントとしていただけると幸いです。

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講演者プロフィール
小野 真裕氏(おの まさひろ)
WalkMe株式会社 Chief Customer Value Officer
1999年NEC中央研究所にて研究者としてキャリアを開始後、コンサルタントに転身。アクセンチュア、日本IBM等を経験。日本IBMでは、コンサルティング部門のパートナーとして、AI&アナリティクスを活用した多数のプロジェクトに従事。2019年11月よりWalkMe参画。情報理工学博士。

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