株式会社NEWONE 取締役
葛西 健一郎氏
働き方が多様化する中、組織と人のつながりである「エンゲージメント」向上が必須となっています。エンゲージメントが向上する組織としない組織の「違い」はどこにあるのでしょうか。また、組織サーベイやエンゲージメント向上施策を活かせないことによって、何が起きているのでしょうか。現場でのリアルな「生の声」を紹介しながら、どのような手を打つべきなのかを解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
エンゲージメント向上にむけて、多くの企業をコンサルタントとして支援させていただく中で、エンゲージメントサーベイを導入検討中、もしくは導入した企業がどのようなことにお悩みを持ち、どのような課題を抱えているのか。
生々しい各組織の声を紹介しながら、解決の方法をご紹介します。それぞれの階層から見えるエンゲージメントサーベイを入れることで起きる「ひずみ」を知ることで、自社のエンゲージメント向上の一助となればと思います。
人事として何を意識して、推進していけば良いのか、管理職はどのような意識や行動を転換させなければならないのか、メンバーにどのように働きかければ良いのかをわかりやすく解説します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
慶応大学の島津教授に顧問に入っていただいている弊社から、環境変化によって今、なぜエンゲージメントに各企業が注目しているのか、エンゲージメントとは何なのかについて簡単にご説明いたします。
そのうえで、多くの企業がエンゲージメントサーベイを導入し、スコアを上げるための施策を検討し、実施していますが、なぜ「上がる会社」と「上がらない会社」が存在するのか、また、その違いはどこにあるのかを解説していきます。
エンゲージメントサーベイを入れると、エンゲージメントが上がるという幻想をご理解いただきつつ、これらを遂行する人事の皆さまに知っておいていただきたいこと、管理職の皆さま に実践していただきたいこと、社員の一人ひとりに実践いただきたいことなどをわかりやすく解説していきます。
実際エンゲージメント向上に向けて活動している企業でもその道筋を間違えると、管理職や社員にどんなことが起きるのか、という生々しい情報も併せてご紹介していきます。
エンゲージメントが上がらない組織の特徴、ご参加いただく皆さま様の声などもいただきながら、一緒に考える機会にできればと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
株式会社NEWONEは、「個人と組織の関係性が変わる」ということに着目し、その状況下で一人ひとりが働きがいを持って、パフォーマンス高く働くことを支援することを目的に「エンゲージメント向上」をテーマに2017年9月から始動しております。
コロナ禍の環境もあり、エンゲージメントがより注目されるようになりましたが、エンゲージメントサーベイを使って、エンゲージメント向上施策に取り組まれているお客様が大変増えてい ます。
当日は良い場になるように全力で臨み、エンゲージメントの高い組織を作るためにそれぞれがどうあるべきか皆さまと共に考えていきたいと思います。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。