人・組織の課題解決策を体系的に学ぶ、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」 
2021年11月16(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)・25日(木)・26日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会 [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」トップ 講演者インタビュー 草深 生馬氏(株式会社RECCOO 執行役員 COO 兼 CHRO)インタビュー

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元Google人事が語る、新卒採用におけるCX(候補者体験)の考え方

草深 生馬氏 photo

株式会社RECCOO 執行役員 COO 兼 CHRO

草深 生馬氏

採用市場は、求職者「を」選ぶ時代から、候補者「が」選ぶ時代に変わりつつあります。その中で「採用CX」という考え方は重要性を増しています。そもそも採用CXとはどのような概念なのか? 知名度や規模感に関係なく、どこの企業でも実践できる取り組みとは? 本講演では、Googleでの採用経験で培った知見も含め、新卒採用をアップデートする「採用CX」について徹底解説します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

近年、CXという言葉を耳にする機会が増えてきました。
採用におけるCXとは「Candidate Experience」、つまり学生の「候補者体験」をデザインすることで、採用プロセスやマッチングの質を磨いていくことです。

本講演では元Google新卒採用責任者である草深が、採用CX(候補者体験)とは何なのか、企業はどのような形で実践しうるのかを、採用担当者および経営者の方にお届けします。今回は、Googleでの採用を経て得た知見も加えつつ余すことなくお伝えします。

・言葉が一人歩きしがちな「採用CX」の概念を噛み砕きたい
・就職したい企業ランキング1位、Googleで草深が実践していた採用CXが知りたい
・明日からの採用に、採用CXの考え方を取り入れたい

そんな方におすすめしたいテーマです。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

元Googleという肩書きからか、「きっとGoogleだからできるんでしょう」という言葉をいただくこともありますが、そんなことはないと勇気をもって断言します。

採用CXの考え方や方法論は、知名度や規模感に関係なくどこの企業でも実践できると信じています。だからこそ、現に私は今、GoogleからHRベンチャーのRECCOOに飛び込んで日本の新卒採用マーケットを変革すべく取り組んでいます。

企業との出会いからインターンシップ、面接などを通して、学生は企業のどのような振る舞いに価値を感じるのでしょうか? ネットでの情報収集が主流である今、候補者体験の良し悪しは、瞬く間に学生ネットワークで広がります。

「この企業を受けて良かった」と感じてもらうためにも、あらためて候補者体験を見つめ直し、新卒採用をアップデートしましょう。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

「どんな人も驚くような可能性を秘めている」
これまで採用に関わる中で、常に大切にしてきた信念です。

私自身、もとは長野県の小さな山村生まれでした。数えきれないほどの幸運な出会いを通じ、最終的にはGoogleでグローバル規模のプロジェクトを受け持つなど、少しずつ世界を広げてきました。

だからこそ、就活という人生の転機に、学生は自身の個性・才能を開花させ、それを受け止める企業と出会ってほしいですし、企業もそういう姿勢で採用に取り組んでほしいと願っています。

ご参加いただいた方には少しでも多くの知識と満足が得られるよう、精一杯務めさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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講演者プロフィール
草深 生馬氏(くさぶか いくま)
株式会社RECCOO 執行役員 COO 兼 CHRO
2011年IBM Japanへ新卒入社。2014年に Google 採用チームへ転職。国内新卒採用プログラムのリード、MBA採用プログラムのアジア太平洋地域リードを兼任する傍ら、Google の人事制度について社内研究チームを組織し、人事制度のコンサルテーションや講演を実施。2020年春より現職。

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