アッシュコンサルティングサービス合同会社 代表(産業医)
鈴木 英孝氏
コロナ禍による職場環境の変化に伴い、これまで以上に従業員の健康リスク管理の重要性が高まっています。一方で「何から取り組むべきか迷っている」などの悩みを抱える経営者や担当者も少なくありません。本講演では、アマゾンジャパンやエクソンモービルなどのグローバル企業に勤めた経歴を持つ産業医の視点から、「健康経営に取り組む際に着目すべき課題」と「実践のポイント」を解説いたします。(協賛/インフォコム株式会社)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
健康経営は、企業の重要な経営戦略の一つとしてますます浸透しています。
一方で、健康診断やストレスチェックの結果に関するデータ分析や有効活用に至っておらず、どのように健康経営を推進するか悩まれている企業 も多いのではないでしょうか。
本講演は、下記のような課題を感じている経営者や人事ご担当者向けの内容となっています。
・健康経営について、何から取り組むべきか迷っている
・健康経営の推進によって従業員の生産性を高めたい
・健康経営に取り組んでいるが、目標設定に悩んでいる
・健康経営に取り組んでいるが、社内の変化が見られない
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
近年の働き方改革や新型コロナウイルスの流行を契機に、コミュニケーションのあり方やテレワークの浸透といった従業員の多様な働き方が急速に進んでいます。環境変化が進む中において企業は、「従業員の健康は本人任せ」という考え方ではなく、「多様な働き方と健康問題は切り離せない関係」と捉え、個人が十分に力を発揮できる環境を整えることで従業員を支援し、健康経営を推進していくことが求められます。
健康経営とは、従業員を「人的資本」と捉え、健康への投資によって、従業員の活力向上や生産性向上などの組織の活性化をもたらし、企業の付加価値の創造に資することを目的としています。では、これまでの健康管理業務と健康経営の推進は何が異なるのでしょうか?健康経営の推進が難しいと考える企業は、ここでつまづくことが多いのではないでしょうか?
本講演では、これまでのグローバル企業(アマゾンジャパン社およびエクソンモービル社)における産業保健活動を踏まえ、産業医としての経験を通じて健康経営を進める意義や目的、また実務面で「経営者や担当者が直面する課題」や「実践するポイント」について、お話しいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
本講演では、健康経営の推進において「よく聞く問題認識」や「実践のポイント」をもとに、皆さまの職場や現場で実現できる施策や取り組み例をお話しいたします。皆さまが実践している「足元の健康推進活動」を積み重ねる中で、「記録する」 「分析する」「公開する」そして「改善する」というプロセスを意識することが、健康経営の入り口になります。健康経営の推進にお困りの経営者や人事ご担当者の方々にとって、健康をキーワードに人事戦略立案のヒントとなる内容をお届けしますので、この機会にぜひご参加ください 。
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