人・組織の課題解決策を体系的に学ぶ、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」 
2021年11月16(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)・25日(木)・26日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会 [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2021-秋-」トップ 講演者インタビュー 山内 真一郎氏(創作株式会社 代表取締役)インタビュー

講演者インタビュー一覧

アセスメント・ツールはどこまで人を評価できるか
~先端事例の研究と実践~

山内 真一郎氏 photo

創作株式会社 代表取締役

山内 真一郎氏

採用、配置、育成を適切に行うために、アセスメント・ツールを用いて正しい評価をしたいという動きが強まっています。一方、結果をどこまで信用していいのか? と測りかねる声も耳にします。本講演では、人の測定(特に知識・能力)の研究を行う吉川教授と、多くの採用選考ツールを開発してきた実務家の山内が、「アセスメント・ツールを用いた人の評価」について、理論と実践を交えてお伝えします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

「仕事をする力は本当に測定することができるのか」「さまざまなツールを利用する意味」「今、海外ではどういったツールが注目されているのか」といったトピックで、吉川教授にお話をうかがいます。学問的にわかっていることから始まり、人事の皆さまに実践的に役立つところまで掘り下げてお聞きしていきます。

私自身はビジネスシミュレーションで、業務の追体験をさせる中で採用選考するツールの開発などに携わってきたので、そういった業務体験に近い環境下でのテストの有効性について興味があり、吉川教授とディスカッションしていきます。

また「上司も部下を適切に評価することは難しい、それはなぜか」といったトピックを掘り下げていき、上司の評価の不完全性を、人事はどのように支援していかなければならないのか、という点でも話をうかがっていきます。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

吉川教授の専門は「測定」です。測定する、ということはデータを分析・活用することに他なりません。HRテクノロジー の重要性が高まっている今日において、どのようにデータを集め分析するとよいのか。HRテクノロジーに取り組まれる皆さま のヒントになる話をうかがっていきます。

また、吉川教授と創作株式会社は産学連携プロジェクトとして、ビジネスシミュレーションを用いた仕事をする能力の測定に取り組んでいます。当プロジェクトを一つの事例研究として、何が分かり、何が分かっていないのか、最新の取り組みを報告いたします。人を測定する、評価する、ということに関心のある皆さまにとって、興味深いトピックを紹介できるのではないかと思います。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

私が「ビジネスシミュレーションでの行動履歴データを分析・活用すれば仕事力を正しく評価できるのではないか」というアイデアを持ったのは今から5年前になります。その夢を実現するために真っ先に仲間になっていただけるよう口説いたのが吉川教授です。幸いにも吉川教授より快いお返事をいただいて、以来、毎週の進捗ミーティングを重ねつつ吉川教授や多くの仲間たちと共にこの産学連携プロジェクトを推進してきました。この5年間、吉川劇場をかぶりつきで見続けてきましたが、毎回、発見や気づきがあり、本当に刺激的な時間でした。今回、吉川教授のお話を皆さまとシェアできる機会を持てることを心からうれしく思います。

  • この記事をシェア
講演者プロフィール
山内 真一郎氏(やまうち しんいちろう)
創作株式会社 代表取締役
ビジネスシミュレーション開発専業の創作株式会社を2006年に設立。開発したビジネスシミュレーションは100を超える。一橋大学商学部卒。もともとの専門は管理会計・原価計算(大手化学メーカーにて実務、ITコンサルティング会社にてシステム開発を担当)

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。

pagetop