ビズメイツ株式会社 共同創業者 取締役
伊藤 日加氏
コロナ禍により、リモートワークや、オンラインでの研修・採用面接などが進み、人材採用や社員育成の手法にも大きな変化が起こっています。これらを踏まえた上で、実際のお客様から受けたご相談をケースごとに分類し、語学研修のあり方や学習方法、人材育成のポイントや適切な対処方法を解説します。また、今後の語学研修はどのように変化するか? についてもお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演では、昨今、社会状況が変化する中、企業の英語研修にどんな課題があるのかを中心にお話しいたします。
当社は2012年からビジネス特化型オンライン英会話Bizmatesのサービスを提供し、多くの企業の英語研修、グローバル人財育成に携わってまいりました。
特にコロナ禍により、多くの企業で英会話初心者向けも含めて、研修のオンライン化が加速したことで、下記のようなご相談が増えました。
- 初心者にとって、どんな英語の学習法が適切なのかわからない
- 中上級者のさらなるスキルアップのための研修策定に悩んでいる
- ビジネス英語を身に着ける前に、日常会話から始めたほうがいいと思っている
ビジネス英語は「難しい」「始めづらい」「続けづらい」と考えがちですが、当社が提供する英会話サービスはそのイメージをくつがえし続けてきました。
その理由を、各種動向や参考となる事例、データを交えてお話しいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
これまでに多くの企業の研修制度設計に携わらせていただく中で、「初心者層」と「中上級者層」の英語レベルの違いによって、ビジネス英語へのイメージ、学習継続への課題、そのソリューションが異なることが浮き彫りになりました。「初心者にとって英語学習はハードルが高く、なかなか学習意欲が湧かない」「中上級者は学習がマンネリ化し、効果が薄い形骸的な研修になってしまいがち」といった、お客さまからのお悩みの声も多く耳にしてまいりました。
これらの課題の解決に向けて、当社ではさまざまなプロダクトや研修方法を企画立案。お客様の研修制度設計をお手伝いする中で、効果的な研修方法は何か、具体的な解を見出すまでに至っております。
今回は、Bizmatesが考案した独自のメソッドを交えて、
「英語学習の習慣化(CONTROLLED)」
「スキルが不足しているエリアの集中補填(FLEXIBLE)」
「各個人自らの意思による英語学習の継続(ACTIVE)」
の三つのステップの紹介や、初心者層、中上級者層、それぞれのレベルに応じた適切な研修プログラムの組み立て方をお話しします。
本講演をお聞きになることで、貴社の従業員のレベルに応じてどういったソリューションが効果的か、そのヒントをお持ち帰りいただくことができます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ニューノーマル時代の今、さまざまなトレンドが大きく変わってきています。
このような状況下において組織の競争力を保つために、グローバル人材教育や 語学研修は、大変重要な取り組みだと当 社では認識しています。
参加される皆さまには、今後のグローバル人材育成研修計画策定の指針となる情報や、具体的な研修設計の考え方を包括的にお伝えいたします。
この講演を通して、今後の従業員育成を再考するための気づきや学びを、皆さま少しでもお届けできれば幸いです。
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