株式会社スペースリー 研修VR部門責任者
吉田 秀治氏
オンライン研修・学習が進む中、従来の対面型研修と組み合わせた人材育成方法を模索されるケースが増えています。手法としてVR研修を含めたハイブリッドな研修体制を整えたものの、効果的な活用に至らないケースも散見されます。本講演では、VRに関する様々な調査結果をもとに、VR導入における誤解を解消し、どのように既存研修に組み込めば効果が出やすいのか、具体的な運用事例を交えながらご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
コロナ後の新しい研修スタイルを模索している人材育成や研修の担当者様、社員教育におけるDX推進者様が対象です。
新型コロナの影響で多くの企業が対面型研修を縮小し、オンライン研修の割合を増やしているかと存じます。
オンライン研修は確かに便利ですが、以下のような課題もあるかと思います。
・現場感覚が養われず、研修の質が下がったように感じる
・研修の質の低下により現場のOJT負担が増している
・受け身の研修が増え研修生のモチベーションが低下している
オンライン研修の「弱点」を補完する形でVRの活用が注目されています。VRは現地に行かなくても没入感・臨場感のある体験ができます。一方で新しいテクノロジーということもあり、そのハードルの高さにより、さまざまな「誤解」もございます。
本講演ではそういった誤解を解消し、VRが身近で簡単に活用できるものであることを実際にコンテンツを体験しながら理解していただけたらと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
VRは、現地に行かなくても仮想空間で現地を再現し、没入感・臨場感のある体験ができる新しい研修コンテンツです。一方で、VRは新しいテクノロジーということもあり、そのハードル敷居の高さによって以下のようにさまざま様々な「誤解」があります。
・VRを体験するには高価なVRゴーグルを購入しなければならない
・VRコンテンツ制作に非常に費用がかかる
・自社の研修担当者のリテラシーでは、とても運用できる代物ではない
本講演では、まず、日本よりも先行している海外の事例をもとに「VR研修とは何なのか?」といった全体像をお話し、多くの方が抱いているVRに対する「誤解」を具体的な事例を紹介しながら、一つずつ解消していきます。
また、実際に「オンライン」でVRコンテンツを体験することで 、もう既にVRは誰でも簡単に活用できる時代になっているということを本講演で体感していただけたらと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「うちにとってはVRは時期尚早…… 」そう思われている担当者様も多いのではないでしょうか?
もし、他の研修ツールと同様、誰でも簡単に運用できるものであれば、ぜひ試してみたいという方も多いのではないかと思います。
本講演を通じて、VRに対する先入観や誤解を少しでも解消し、もうVRが身近に使える時代が来ていることを感じていただけたら大変うれしく思います。
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