人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまを対象とした日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2020 -秋-」 
2020年11月17日(火)・18日(水)・19日(木)・20日(金)・25日(水)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会
[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2020-秋-」トップ 講演者インタビュー 大橋 王二氏(株式会社エスプールプラス 執行役員 わーくはぴねす農園事業部長)インタビュー

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【障がい者雇用】ここまでやるからうまくいく
雇用継続に必要な入社前のチェック項目

大橋 王二氏 photo

株式会社エスプールプラス 執行役員 わーくはぴねす農園事業部長

大橋 王二氏

弊社では10年間で2,500名以上の障がい者の見極め、紹介を行ってきましたが、【採用】という結果ではなく、その先長く働くための事前の見極めが重要だと考えております。今回は【採用前】の見極めについて、企業様の本業でも生かしていただけるノウハウとポイントをお伝えさせていただきます。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

本講演は、障がいのある方の採用の見極めに課題をお持ちの企業向けです。法定雇用率がも上がり採用市場も激化する中、配慮すべき点が比較的見えやすい、身体障がい者の雇用が難しくなっているのが現状です。これから精神・知的障がい者の受け入れをしたい。しかし安定就労に向けて、「採用時に一体誰に何を確認すべきかわからない」、雇用してから「そんなことは聞いていなかった」「こんなはずじゃなかった」という経験がある企業のために、障がい者雇用の採用マーケットと、精神・知的障がい者の採用時にチェックすべき事項と方法をお伝えします。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

採用候補者がいらっしゃる場合、貴社の採用担当部署内で、このようなやり取りはありませんか?

「精神障がい、うつ病の方で、症状も安定しているそうなので採用を前向きに考えています。事務の経験者で資格も持っています。福祉機関にも通っているので、就職してからの支援もあります。私としては採用したいのですが……」

前述の内容は「安定、支援あり、経験者」の情報から採用が見込めそうに思えますが、残念ながらまだまだ情報が足りないため、職場定着に必要な分析ができていません。では、どんな情報が足りないのでしょうか。初対面の候補者にどんな順序で、どこまで聞くべきなのか。今まで2,500名以上の障がい者の見極めを行ってきた弊社の面談項目の一部と、企業にご紹介する際にお渡しするエントリーシートについて解説します。

働く障がい者、採用する企業の皆さま、双方が気持ちよく働けるためのノウハウをお伝えすることで、一人でも多くの方がイキイキと働ける社会に貢献したいと考えています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

エスプールグループは、創業21年、昨年は東証一部に上場いたしました。当グループ共通のテーマは、「働きたいと願う方々」と「雇用したい企業」の橋渡し。シングルマザー、シニア、外国人の雇用創出、またフリーターの正職員支援では、昨年1,000名以上の方が、派遣から直接雇用にステップアップしました。

 「働く」ことと、「生きる」こと。その双方は密接に関わっています。私たち、エスプールプラスは「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」という企業理念を掲げ、11年間で、300社、1,800名以上の方々の人生に「就職」の機会を見出してきました。就職を実現させ、結婚や出産、ひとり暮らしなどを実現させている重度知的障がいの方々も本当に多くいらっしゃいます。

これからも「働く側」にとって「やりがい、生きがい」がある働き方、また、企業にとって「会社貢献」になる働き方をご提案して参ります。

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講演者プロフィール
大橋 王二氏(おおはし おうじ)
株式会社エスプールプラス 執行役員 わーくはぴねす農園事業部長
17年前インド放浪中、カースト制度を目の当たりに。スラム街路上生活の家族と仲良くなり、パンを恵んでもらった。生まれもって持った生きづらさにプラスを与える人生を送りたいと心に想った。リクルートで営業を学び、小さなIT企業で経営を学び、両方を掛け合わせて、当事業に励む。育児との両立にももがき中。

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