株式会社日経リサーチ ソリューション本部 副本部長/ソリューション第2部長
高橋 正剛氏
テレワークが普及したことで、上司が部下の働き方やマインドを把握し、組織運営することが難しくなったという声を聞きます。本講演では、組織の生産性を向上させるために、個々のマインドや働き方のデータを取得し、従業員のコンディションを把握したうえで、それらデータを活用する方法について事例をもとにご紹介いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
組織の生産性を向上させるために、社員の働き方や気持ちを把握し、それらを活用した組織運営の方法を模索している管理職の方や、その管理職の方をサポートする必要性を感じていらっしゃる人事担当の方向けの講座です。
特に、コロナ禍でテレワークが普及したことで、働き方が見えなくなったという課題の解決にお役立ていただける内容です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
社員一人ひとりのやりがい、今後のキャリア、業務の繁閑、現状のスキル・業務経験、会社・部のミッションを勘案して、社員と十分にコミュニケーションしながら仕事の割り振りをすることは非常に難しいことと、私自身も感じています。
さまざまな会社へのヒアリングで、業務量が多く、一人の社員が複数の業務を同時並行で担当しなくてはならない組織の管理職の方は、人的リソースと時間のやりくりで、私と同様の悩みを抱えていることがわかりました。
組織の生産性向上のため、人に業務や時間をどのように割り振るのか(業務に人や時間をどのように割り振るのか)を考えることは、管理職の重要な役割で、働き方や気持ちを可視化することはその足掛かりとなります。
この講座では、
・社員一人ひとりの気持ちを把握する方法
・働き方(稼働実績)を把握・可視化する方法
・今後の予定の埋まり具合を把握・可視化する方法
・気持ちのデータと働き方のデータを組み合わせた組織運営の方法
をご紹介いたします。
理論ではなく、実際に弊社で実践している事例をご紹介する点がポイントです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
この講座で、管理職の方の勘や経験、想いだけで運営される組織から、働き方や気持ちの見える化によるデータドリブンな組織への変化をご支援します。
データをきっかけに、上司と部下、社員間のコミュニケーションが活発になり、メンバー全員で生産性向上を目指す、そんな組織づくりのヒントが提供できれば幸いです。
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