ピースマインド株式会社 ワーキングベターラボ所長
渋谷 英雄氏
在宅勤務をはじめ、新しい働き方への対応が人事に求められています。環境面の整備は進みつつある一方で、働いてる社員へのケアに悩んでいるという相談が増えています。20年に渡りEAP(従業員支援プログラム)や組織コンサルティングを企業向けに提供してきた実績から、①従業員のストレスケア、②管理職の役割、③組織の生産性向上とリスクマネジメントの3つの観点を事例を交えて解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
新型コロナウイルス感染症拡大により、在宅ワークをはじめとする新しい働きかたへの対応が企業人事に求められています。ウィズコロナ、アフターコロナという言葉が定着しつつある今日、この予期せぬ変化への対応に苦慮されているご担当者も多いのではないでしょうか。
本講演では、特に下記のような課題をお感じの経営者、人事・総務・メンタルヘルス対策担当者の皆さまへ、有用な情報をご提供できればと考えています。
「在宅勤務によって、社員間の意思疎通や業務管理のあり方に課題を感じる」
「入社後すぐにリモートワークとなった、新卒・中途採用社員への対応に苦慮している」
「在宅下でONとOFFが切り替えられず、業務効率が上がらない社員がいる」
「コロナ禍において、心身のバランスを崩す社員への良い支援策はないか」
「リモートワーク/テレワークへの適応状況に年齢差や部門間格差があり、それぞれへの対処に困っている」
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
私どもは20年以上にわたり、企業で働く社員、人事・管理職の皆さまにEAP(従業員支援プログラム)のカウンセリングサービスや各種組織コンサルティングを提供しており、コロナ禍においても個と組織の課題解決を日々ご支援しております。
今回の講演では、日々のご支援の中で得られた知見をもとに、ウィズコロナ、アフターコロナ時代に求められるメンタルヘルスマネジメントのポイントを、(1)従業員のストレスケア、(2)管理職の役割、(3)組織の生産性向上とリスクマネジメントの三つの観点から解説します。
時を経た後、「困難は多かったが、コロナ対策に取り組んだからこその有意義な組織改革も実現した」と言えるような、よりよい組織づくりのヒントを、日頃より組織コンサルティングに携わる当社公認心理師が、具体的な事例を交えながらご紹介します。また、質疑応答の時間もございますので、この機会に聞いてみたいメンタルヘルスケアやマネジメントにおけるお悩みについてぜひ質問してみてください。講演内で回答できなかった質問に関しては、後日回答集をご用意いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ご視聴いただく皆さまには、組織が新しい働き方に対応するための施策検討の一環として、当講演をご活用いただければと思います。ウィズコロナ、アフターコロナ時代に求められる職場づくりの参考にしていただけると幸いです。疑問などございましたら、講演内でぜひお気軽にご質問ください。事前質問もお待ちしております。
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