日本マイクロソフト株式会社 Microsoft 365 ビジネス本部
岸 裕子氏
いま、リモートワークの目的・意義が大きく変化していますが、その中で切り離せないのが人事・制度面での改革です。本講演では約10年をかけて働き方の変革を行ってきた当社が、リモートワーク実現のための企業文化の変革や環境整備、データ活用の事例を話します。他にも日本ビジネスシステムズ社をお招きし、リモートワークでの働き方や効果を可視化した事例とその取り組みもご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
下記のような課題をお持ちの方を対象としています。
・リモートワークを検討しているが、人事の観点でどのように進めたらいいのかわからない
・急なリモートワーク導入による、社員の就業状況の変化を可視化したい
これまでのリモートワークは組織の生産性向上、育児や介護で働きにくい環境である方の救済措置の手段として検討されることが多かったのですが、COVID-19を契機に事業継続性や従業員の方の安全性、オフィス維持費のコスト削減など、リモートワークの目的・意義が大きく変化しています。その中でリモートワークを検討するにあたり、切っても切り離せないのが人事・制度面での改革です。
我々日本マイクロソフトも約10年をかけて働き方の変革を行ってきましたが、どのようにしてリモートワークが実現できる環境を整備してきたのか、人事面でのお話をお届けします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
マイクロソフト本社、そして日本マイクロソフトがリモートワークを実現するにあたって、どのようなところから抜本的に取り組んだのか、またそれを支えるテクノロジーについてご紹介いたします。
Microsoft Teamsはリモートワークを実現するにあたってのファーストステップですが、それだけではなく、人と人とのコラボレーションや働き方を可視化するWorkplace Analyticsについてもお話しいたします。
リモートワークの実現に至ってはセキュリティだけでなく、人事制度面も併せて検討する必要がありますので、ぜひこの機会にマイクロソフトがどのような活用をしてきたのかをお聞きになり、皆さまの取り組みの参考にしていただければと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
多くの皆さまから「マイクロソフトだからできるんでしょ」というご意見をいただきますが、我々も東日本大震災を契機に「習うより慣れよ」精神で走りながら、トライ&エラーを繰り返して今までやってきました。
我々の失敗、歩みから学んできたナレッジが皆さんのお役に立てれば幸いです。
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