株式会社RiceBall 代表取締役/社)まなびやアカデミー 代表理事/米国CCE.Inc キャリアカウンセラー
谷口 秀人氏
「これまで」と「これから」が大きく変化する時代。御社では、上意下達・同調圧力といった文化や風土から脱却出来ていますか?脱却できないのは、「これまで」の思考・行動を無意識・無自覚で行っていることが原因です。本講演では、「これから」に必要なマネジメントをマインドフルネスの活用を通じてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
コロナ禍で働き方が大きく変化していることにより、「マネジメントの悩み」について相談される機会が急増しています。
ただでさえ昨今は、世代間での価値観や常識のギャップが大きく、マネジメントの難易度が高まっています。さらに対面でのコミュニケーションが取りにくくなったことで、若手や新人とどのように信頼関係を築いていくのかに悩んでいるマネジャーの方が多くいらっしゃいます。
本講演では、マネジメントで悩んでいる組織や管理職に対して、「信頼関係構築」を中心に、チームとして機能し、成果を出すためのマネジメント手法をお伝えします。
ここでキーになってくるのは【心理的安全性】です。「何を言っても良いんだ」とメンバーが思える関係性を構築し、思考を深め、行動の質を高めることで、成果へと導く……。このように【心理的安全性】を高めるのがマインドフルネスです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ようやく日本でも耳なじみのあるものとなってきたマインドフルネスですが、約8年前、私が日本に広げようと活動し始めた当初は、全くのアウェイというのが実態でした。その後、その効果が理解され始めて、ようやく、少しずつではありますが、国内でも広がりつつあるように思います。
この渦中において、マインドフルネスはマネジメントを行う立場の方にとって必須の考え方であり、スキルであると考えています。このような時だからこそ、従来のマネジメントから脱却し、新時代に必要なマネジメントを取り入れるチャンスではないでしょうか。
かつては「24時間戦えますか?」などという言葉も流行しましたが、時代に代表される「上意下達」「同調圧力」といった文化や風土は、無意識・無自覚の下に浸透しています。これらを手放すのは、今このタイミングだと強く感じています。
過去の慣習から脱却し、自身の言動を意識下に置いて、意図を持ったマネジメントを行う。そのために必須であるマインドフルネスを導入し、新時代を勝ち抜く組織へと変革していきませんか?
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
皆さんは自社、自組織をどのように変革したいのでしょうか? 仕事を通じて成しとげたいこととは何でしょうか?
私たちは「無意識・無自覚」のうちに、昨日までの思考・行動を今日も繰り返しています。マインドフルネスは、このような状況にメスを入れ、同じ行動を繰り返すことに終止符を打つことができます。
目の前の物以外に選択肢があるはずなのに、知らずと目の前の物から選択してしまう――。このような状況は、皆さんにとって幸せでしょうか? そして、組織にとっても幸せでしょうか?
この機会に、新たな組織、マネジメントのあり方、あるべき姿を一緒に考えていただけるとうれしいです。ご参加を心よりお待ちしております!
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