株式会社CHANGE PLUS 代表取締役
中村 慎太郎氏
環境×認知=ストレス:今私たちが置かれている環境は、変化が激しく先行きが見えにくい極めて混沌とした状況です。加えてコロナとの共存も待ったなしです。一方で、その環境に抗う事も困難でしょう。ではどうすれば? その答えの一つがマインドフルネスです。本講演ではストレスを増大させる脳の3つのクセと、マインドフルネスによってパフォーマンスを高める方法についてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
今回の講演は、個人、チームの生産性が上がらないと感じている方に、ぜひお届けしたい内容です。
働き方改革を進める上で、また、採用が難しい環境下において、今いる一人ひとりが本来持っているパフォーマンスを発揮し、組織全体の生産性を高めたいと、多くの企業が考えているのではないでしょうか。
仕組み、制度、スキルなどを磨くことで、打開策を図る企業が多くある一方で、思ったような成果が出ないと、悩まれている方も多いと感じています。
本講演では、そんな課題をお持ちの方に対して、個人の生産性が上がらない一因である「無自覚に蓄積されるストレス」にフォーカスし、対処する選択肢としてマインドフルネスという新しいアプローチで、組織課題を解決するヒントをご紹介いたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ストレスが発生するメカニズムは、環境×認知です。
今、ビジネスの環境は変化が激しく、半年先ですら予測不可能であると共に、コロナとの共存も長期間にわたっており、非常にストレスフルなコンディションで働いている人が増えてきています。加えて、ストレスを抱えている事が顕在化せず、無自覚にストレスを蓄積している人が多いのも大きな問題です。
ストレスの蓄積が進めば、欠勤や離職のリスクが高まるのは当然ですが、その手前で、その人が職場で発揮するパフォーマンスが徐々に低下していきます。
つまり、出勤していながらも、本来持っているはずのパフォーマンスを発揮できず、結果として生産性が低下するだけではなく、健康リスクまで高まるのです。
そして、無自覚なストレスが蓄積してしまう事に悪影響を与えているのが、私たちが生まれながらに持っている“3つの脳のクセ”です。
本講演では、無自覚なストレスを加速させる外的環境要因と、三つの脳のクセについて詳しく解説すると共に、これからの時代を生きるビジネスパーソンの必須スキルであるメタ認知の高め方を、マインドフルネスを軸にお話しいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
どんなに秀逸な仕組みを作っていたとしても、どんなに高いスキルや知識をインプットしたとしても、それを使いこなせるかどうかは、その人の心の状態が大きく影響します。
心の状態は、あたり前ですが直接的に売上UPにも、イノベーションにもつながりません。しかし、この混沌としたビジネスシーンにおいて、どんな環境に置かれても、心を整え、あらゆる角度から冷静に意思決定をしたり、対人関係において感情に流されることなく、良好なコミュニケーションが取れたりすることは、仕組みやスキルを最適に稼働させる上でも大切だと考えます。
マインドフルネスがなぜこれほどまでに注目されるのか? ぜひ、その答えを見に来て下さい。
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