株式会社クロスキャット 管理統括部 人事部 部長代理
細根 宇紘氏
2020年4月7日緊急事態宣言から全員在宅勤務となった人事部。これまで色々な手法を試した「タスク管理」と「タスクの共有」を、全員在宅勤務で運用することになりました。どんな困難があって、それをどう乗り越えたかといった具体的な内容や、これからのウィズコロナ時代のマネジメントの変化や人事部のあり方等、これからの挑戦を事例を交えお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
在宅勤務でうまく運用が回っていない人事部の皆さまに向けた内容です。2020年4月の緊急事態宣言をきっかけに半強制的に在宅勤務が開始されて、クロスキャット人事部ではさまざまな取り組みを行ってきました。
在宅勤務を進めていくにあたり、役割に応じて抱える課題や不安はそれぞれで、人事部としてはそれぞれの立場で抱える課題を理解し、解決していく必要がありました。
当日はこうした当社の取り組みの概略をお伝えします。皆さまの課題解決のヒントになれれば幸いです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
現場や職場の多様性が増し、働き方が変化する中で、求められる仕事ぶりや仕事のあり方も変化しています。「在宅勤務がうまく運用できていない」「社員の仕事の状況をどのように管理すればよいか」といった問題を解決するヒントをご提供します。
人事部門は業務の特性上、突発業務・毎年増えていく定型業務を、限られた人員の中で対処していく必要があります。そして、在宅勤務体制でも同様のパフォーマンスを発揮しなくてはなりません。その状況下で、当社人事部が試行錯誤しながら取り組んできた活動事例をお話しします。
ポイントとしては3つの視点の切り替えを意識し、作業状況を媒介するツールが必要と考え進めてきました。
(1)仕事:作業を与える→役割を与える
(2)評価:何をしているのか→何ができたのか
(3)会議:情報伝達→上司/部下の接点
これらを実現するためのソリュ―ションに加え、今後の取り組みもお話しができればと考えています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
本講演を通じて「あるある」という悩みが共有されて、これまで仕事のあり方を振り返り、今後のアクションを検討する場にしていただければと思っています。
今回の内容は解決策の一つでしかないと考えていますが、コロナ過に対応していくために、人事の方や人事以外の方を含めて、今後も情報交換しながら解決策を一緒に見つけていきましょう。
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