株式会社 日本HP クライアントソリューション本部 ソリューションビジネス部 ビジネスディベロップメントマネージャー
島﨑 さくら氏
コロナの影響で、従業員は「働き方」だけでなく、「学び方」にも大きな変化が起きています。人事部は現在の研修のオンライン化の流れの中で、カバーしきれない領域があることに気付き始めてきました。本講演は、オンライン研修の手法を改めて整理するとともに、既存のオンライン研修でカバーしきれない「学びの体験」に最適な最先端のVR研修と浮き彫りになってきた難しさ、解決策のお話をします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
コロナ禍において残念ながら従来の集合型研修の実現が困難になり、新しい手法を模索する企業が増えています。
オンライン研修を積極的に取り入れている企業の中には、従来実現されてきた研修の全てをカバーすることの難しさを感じている企業が少なくないのではないでしょうか。
本講演では、これまでの研修が担っていた役割と、オンライン研修がカバー可能な領域を改めて整理をし、カバーできていない領域を明らかにしたいと思います。
そしてカバーできない領域を埋める新たな手法としてのVR研修について、その可能性をご紹介します。いいところばかりではなく、VR研修導入の検討にあたって、直面する難しさ、そしてその解決策もご紹介いたします。オンライン研修の一歩先の研修を検討されようと考えている方にぜひご参加いただければと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演でのポイントは2点あります。
1点目は、現在の研修のオンライン化の流れの中で、オンライン研修でカバーしきれない領域にお気づきの方が増えています。その原因である「オンライン研修の効果」、裏を返すと不得意な領域を理解するために、オンライン研修がカバーする領域を整理している点が、皆さまの今後の研修のプランニングに役立てていただけるのではないかと考えます。
2点目は、欧米では導入が急増するVR研修は、日本ではまだまだ定着していません。それどころか新型コロナウイルス感染症の影響もあり、投資すべき研修内容としてむしろ優先順位が下がっているように感じています。講演中には、欧米の最新動向もご紹介しますので、これからの研修を検討いただく一助となるのではないかと考えます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
コロナの影響を受けて研修の継続性の検討に、悩まれていることと思います。オンライン研修の最大限の活用に併せて、「定着率の高い研修」について、本セッションを通じてご一緒に考えていただき、今後の研修のプランニングの一助にしていただければ幸いです。
欧米と比較して、日本でのVR研修の定着率は低いと言われていますが、先進的な取り組みを進めている国内の企業も増えております。新しい技術を取り入れている企業とそうでない企業とでアフターコロナの世界において企業の成長力に差が出てくるのではないかと考えます。
講演中には新しい技術を活用した研修へのお取り組み状況について、サーベイを実施させていただきますので、ご参加いただく皆さまのご状況の共有にもご期待ください。
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