EDGE株式会社 代表取締役社長/チーフエヴァンジェリスト
佐原 資寛氏
1on1などの面談の重要性は増していますが、面談を客観的に評価・改善を促す仕組みを構築することは難しく「本音を話せていない」「面談スキル不足で1on1を制度化できない」といった声が聞かれます。弊社は音声感情分析によって1on1の精度向上、改善点の洗い出しを行うHRテクノロジーを開発しました。「実際のサービス利用企業」での実績から1on1成功のメカニズムをご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
オンラインでの実施も含めて、1on1をはじめとした面談を実施する企業が増えています。しかし、機密性の高い情報をやり取りすることが多いこうした機会を客観的に評価し、改善を促す仕組みを構築することは難しく、結果的に「本音を話せていない」「実施しても意味がない」「面談スキルがないので、1on1の制度化に踏み込めない」といった声も聞かれます。
本講演は、こうした課題をお持ちの方にぜひ聞いていただきたいです。全社や部門におけるマネジメントの改善のヒントを、ご提供できると確信しております。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
失敗した1on1を振り返って「本音で話せてなかったなぁ」「場当たり的な対応になってしまったなぁ」と感じた事はありませんか?
1on1を実施する上で、上司と部下が共に満たされた気持ちになるためには、組織内の「心理的安全性」が高いことが望ましいです。本音を話しやすく、上司からのフィードバックを率直に受け止め、自己内省が進み、さらなる新たなチャレンジができる、という好循環の輪ができるからです。
では、心理的安全性はどうすれば高まるのでしょうか。このメカニズムを解き明かすため、音声感情解析を取り入れた1on1の実施で見えてきた、1on1成功のメカニズムをご紹介いたします。明日からの1on1に役立つトピックも盛りだくさんです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
1on1の運用で、つまずいているポイントとは何でしょうか。
・ガス抜きの場となってしまって部下の不平不満だけ聞いてしまう
・過去の経験則からティーチングばかりになってしまう
・当日になって何を話したらいいかわからなくなってしまう
運用しながら、さまざまなつまずきが出てくることと思います。本講演では、実際の現場事例を元に1on1自体を改善していく取り組みをまとめます。
皆さまの1on1がさらに意義あるものとなり、上司の方も部下の方も安心して向かい合える一助になれば幸いです。
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