株式会社エナジースイッチ 代表取締役
平川 明日香氏
弊社では、まだ「ダイバーシティ」という言葉が拡散する前から、女性活躍研修や上司への研修を実施してまいりました。ダイバーシティとは、風土改革です。それを形成するものは何か、そのキーワードは「当事者意識」です。本講演では、個社に合わせて研修をおこなってきたからこそ見えてきた、オンラインにも転用可能なダイバーシティ研修成功のポイントを、事例をもとにご紹介いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、以下のような課題感をお持ちの方にヒントをお伝えします。
・ダイバーシティ推進のための環境(ハード面)は整えているのに成果が見えてこない
・いろいろと施策を実施しているが、結局効果的な施策が何なのかよくわからない
・リモートワークが進む中で、効果の高いダイバーシティの研修をどう提供していくべきなのかヒントが欲しい
講演の前半では、ダイバーシティ推進に大事な「当時者意識」の重要性について、後半では、それをどのように受講者に落とし込んでいくのか、また、オンラインで研修を実施する際に効果を高めるための成功のポイントをご紹介していきます。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演のポイントは3つあります。
1つ目は、真のダイバーシティ成功の要因が見えてくるという点です。かつて、「ポジティブ・アクション」と呼ばれていたころから、当社は積極的にダイバーシティ推進に取り組んできました。
成功のカギとなるのは「当事者意識」。なぜ、当事者意識が大切なのか、欠かせないのか。ダイバーシティ研修12年の実績から見えてきたことをお伝えします。
2つ目は、「当事者意識」をどのように醸成するか、という点です。これまで延べ約3万人の受講者を対象に研修を実施してきた当社の最新の事例を基に、いかにして、ダーバーシティを自分ごと化させていくかをご紹介します。
そして3つ目は、オンラインで研修を成功させるためのポイントです。リモートワークの浸透からの研修のオンライン化の流れは今後も続くでしょう。オンライン研修でどう実施していくか、ここを押さえておくことは必須です。本講演の最後には、オンライン研修成功のポイントをご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ダイバーシティの本来の目的はマイノリティを認めることではなく、多様な人材が活躍できる場づくりをすることです。このため、企業ごとに目指すべきダイバーシティの姿は異なります。
エナジースイッチでは、その違いに着目して、創業以来、ノンパッケージとアウトトレーナーという方針を貫き、徹底したカスタマイズを行ってきました。
その中で見えてきた大切なことは、必ず皆さまの気づきになります。ダイバーシティを通じて会社を強くしたい 、しなやかな組織を作りたい方のご参加をお待ちしております。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。