株式会社ソリューション 代表取締役
長友 威一郎氏
企業が掲げる理念・ミッション・ビジョンを社内に落とし込むインナーブランディング。特に、理念は“社員の貢献意欲”を高める重要な要素です。多くの経営者や人事担当者が何度もトライしては、失敗を繰り返して「本当に必要なのか」と頭を抱えてきました。中小企業の失敗事例をもとに、理念浸透の原理原則を解説いたします。誰を、どのように巻き込むのか、次に動くべき行動がわかります。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
新型コロナウィルスの影響で、今まで以上に社員一人ひとりの“働く”における価値観・働き方が多様化しています。そんな中で、優秀な人材、つまり市場価値の高い人材ほど「企業(組織)に所属する意味」を考えています。
「個人の考え方・価値観」と「企業の考え方・価値観」がどのように繋がり、お互いに歩み寄っていけるのかが重要となり、与えられた目の前のタスクだけをこなす社員では、企業として“いざ”を乗り越えることはできません。
企業も個人も、社会に対する【存在意義】をいかに発揮していけるかがより問われる時代となりました。
本講演は、このような方におすすめです。
・組織に変化を促す必要性を感じている企業
・過去に理念浸透の取り組みを実施しても、理想の成果や結果が出ていない企業
・企業を変えようと一人で孤軍奮闘している経営者や幹部の方々
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
「もっと会社をよくしたい!」と感じているけれど、何から手をつけるべきかわからず、歯がゆい気持ちになっていませんか。根本的な課題をきちんと認識し、適切な手を打たなければ、当然ながら成果や結果は出ません。
今回の講演では、創業以来15年間、約1500社の中小企業の理念浸透に取り組んだ経験をもとに、継続的に理念浸透ができている企業と、できない企業の特徴をお伝えいたします。
そこから、中小企業の理念浸透における“大きな原理原則”が見えてきます。
経営者が抱える問題や課題・人事部の方々が抱える問題や課題、そして現場の方々が抱える問題や課題、もちろん各個人が抱える問題や課題も含めて、大手企業と異なる組織課題もあるのです。
各階層に起こりえる問題や課題に対して、理念浸透の原理原則を把握し、適切な打ち手がわかるセミナーです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
私自身も、理念浸透に成功している組織と出会うまで、お恥ずかしながら「理念浸透は夢物語だ」と思っていました。理念を語ることより、顧客を獲得するための結果や成果ばかりを求めていたのです。
しかし、自身が描く理想を現実とするために自社の理念浸透に奮闘する中で、この原理原則があることに気づき、仕事観や社員に対する関わり方が大きく変わりました。
一人ひとりの可能性を見出して組織に反映すること、また一人でがむしゃらに働くのではなく、組織やチームで働いて結果を生むことによって、これまで以上に社員は達成する喜びを感じるようになります。
今いる社員と共に、組織のチーム力を高めるためのノウハウをお伝えいたします。
社員の一人ひとりの可能性を高めていきましょう!
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