株式会社ビヨンド 代表取締役社長
仁藤 和良氏
今年は「とりあえずオンライン化」して乗り切った新入社員研修。ニューノーマルと言われる状況は進めど、戻ることはありません。この中で人材開発担当者は来年度の新入社員研修をどのようにデザインすればよいのか?「これまで」と「これから」で何が違うのか? 何を押さえておく必要があるのか? 全体のデザインのポイントだけでなく、弊社ビヨンドの研修プログラムの概要もあわせてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
もはや聞き飽きた言葉かもしれませんが、私たちが置かれているのは、まさに「ニューノーマル」といわれる時代です。
この時代の変化の中、「新入社員の育成をめぐって頭を整理したい」、「何かを変える必要がありそうだが、そもそも何から考えたらよいかわからない」という方に聞いてほしいです。
あわせて、「来年度の新入社員研修の見直し」を考えている方には、その観点もご提示できると思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
来年度以降、つまりニューノーマル時代の新入社員研修を企画・デザインするにあたって、人材開発担当者のみなさんから「困っている」という声をよく聞きます。
具体的な悩みとしては
・業績悪化によって、研修予算の削減をせざるをえない
・研修の実施形態として、リアルだけではなくオンラインも選択肢に増えた
・来年度の研修時期に、感染状況がどうなっているかわからない
・配属先の状況も変わってきている。「働き方改革」の名のもと、引き続きより効率的に働くことが求められており、リモートワークも当たり前になってきている
などです。
ここから発生する論点が複数あるため、何からどう考えたらよいかわからなくなり、「来年度の新入社員研修をデザインすることに対して、正直、腰が重い」という人材開発担当の方がたくさんいるようです。
本講演では複数の論点を「時代の変化」、「職場の変化」、「今の新人の特徴」の観点で概観し、状況を整理したうえで、「具体的に人材開発担当者が必ず押さえるべきポイントは何か」をご提示したいと思っています。
あわせて、当社の新入社員研修「ロケットスタート」の概要をお伝えします。おそらく、研修の全体デザインをする際に、一つのキーパーツとなる「具体的な研修はどうあるべきか」をみなさんが考えるうえで参考になるのではないでしょうか。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ビヨンドは一般企業だけではなく、同業の人材系コンサルティング会社や研修提供会社からもコンサルティングの引き合いを多数いただいています。私たちは設立してまだ8年目の人材系ベンチャーですが、超大手企業との取引も年々増加し、多くの評価をいただいていると自負しています。そんな私たちの知見を最大限オープンに共有したいと思っております。
当日、Web上ではありますが、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
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