2ステップ高い視点で見る事の効果～受講者たちの2年後のリアル

今回は、
「2ステップ高い視点で見ることの効果」
について一緒に考えていきたいと思います。

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■私のあり方第3条：2ステップ高い視点で見る
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【自分のあり方10か条】ワークシートは、
弊社設立当初から現在まで、多くの皆様に
ご利用いただいております。
https://jinjibu.jp/materials/detl/14936/

「スマホの待ち受けにして常に目に入るようにしています」
「落ち込んだ時に見返すと、もう少し頑張ろうと思えます」

使い方は人それぞれですが、自分自身が考え抜いて
制定した、自分が大事にしたいあり方10か条が
日々の仕事をする上での、心の拠り所になっている
とおっしゃる方も少なくありません。

ちなみに、私のあり方10か条のうち、
第3条にはこう書かれています。

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2ステップ高い視点で見る
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この効果は、私が管理職になる前から
意識していたことで、今でも壁にぶつかりそうになると
自然と意識していることでもあります。

このメリットは何だろうと考えたとき、
以下の2つがあるのではないかと思いました。

（1）コンセプチュアルスキルが向上する
（2）求められていることが腹落ちし気持ちが楽になる

>> （1）コンセプチュアルスキルが向上する
2ステップ高い視点で見る、ということは、
上司の更に上位の視点でものを見るということ。

これにより、会社全体、社会全体の視点で
自身の取り巻く状況や業務などを見ることができます。

上位の視点を踏まえた上で、提案や意見を伝えることで
特に上位役職者に対して、説得力の高い
プレゼンテーションを行うことが可能になります。

よってこのことはコンセプチュアルスキルを
伸ばすことにつながると考えられるかと思います。

>> （2）求められていることが腹落ちし気持ちが楽になる
2ステップ高い視点で見ることで、
自分が会社や社会から何を求められているのか
明確に理解できるようになります。

何をすれば認められるのか分からないと
不安に陥りやすいと言われています。

自分で自分のやるべきことを見出し、
自分の可能性を信じながら前向きに行動できれば、
それが安心感と自信につながると私は考えています。

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■【受講者の声】しなやかリーダー塾、2年後のリアル
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ダイバーシティ経営サポートをしている
ある技術系企業で、3年前に女性管理職・候補者向けに
しなやかリーダー塾を1年かけて実施しました。

※しなやかリーダー塾
https://jinjibu.jp/service/detl/13531/

その時の受講者の一部の方は、現在もD&I推進メンバーとして
関わらせていただいているのですが、先日、ひょんなことから
当時の思い出話に花が咲き、今の様子もうかがえたので、
以下に少しご紹介したいと思います。

＊＊＊

●当時、業務を行いながら実践課題の取り組みは
本当に辛くて、何度投げ出しそうになったか分からない・・

●あの大変さと業務を並行で日々実施するのが
管理職なんだ、と今は心底理解している。

●管理職は人を育てるのが最重要ミッション。
当時は実業務が主だったが、今は、部下育成や
マネジメントに多くの時間や稼働を確保できている！

●実践課題に戸惑い、業務では壁にぶつかり、
そのたびに細木先生に泣きついていたのが懐かしい。
私は何十時間、個別相談に乗ってもらったのだろう・・

●先生は答えを教えるのではなく、メンタリングと
コーチングを上手く組み合わせるような感じで
サポートしてくれるので、毎回相談するたびに
少しずつ視野が広がる感じがしていた。
だから、私も部下にとってそういう上司でありたいと
細木先生の真似をするように心掛けている（！）

●あれから2年経って、会社が認める成果を
チームで複数出してきた。マネジメントスキルも
かなり向上していると手ごたえを感じているし、
今も当時の仲間と声を掛け合い、一緒に進化し続けている。

＊＊＊

しなやかリーダー塾は、研修を受講するだけでなく、
研修で学んだことを実際の業務の中で活用すると共に、
業務における課題を自ら見出し、課題解決のプロセスを通して、
業務上の成果にも確実につなげていくといった、
実践型・プロジェクト型の研修です。

その実践課題が大変だという声が多く寄せられますが、
最後の人事部や上司も参加してもらう成果発表会では、
受講者全員が晴れやかな、とても達成感のある表情で
自信を持って、これまでの取り組み成果の発表と
今後に向けた決意表明をしていただくという、
毎回感動的なフィナーレを迎えているのが特徴です。

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■“もうひと踏ん張り”のパワーを生み出すために
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本プロジェクトを受講した皆さんのお話を聞いて、
普段から2ステップ高い視点で物事を見ており、
他者に依存せず、自分の手で自分の環境を
切り開くというマインドが醸成されているな、
と改めて実感することができました。

更に、高い視点から見たときに、
自分が取るべき行動・優先事項なども
適切に取捨選択できている様子が伺え、
コンセプチュアルスキルと自己マネジメント力の向上に
確実につながっていると確信した次第です。

特に技術系企業などの男性管理職比率の高い組織の中で、
女性は男性社会の中のやり辛さなどを感じている方が多く、
自分の手でその状況を打開することを諦めてしまいがちです。

今回ご紹介した、2ステップ高い視点で見るという
マインドを醸成することは、諦めそうになった時も、
“もうひと踏ん張り”のパワーになってくれると
私自身の経験からも感じている次第です。

ぜひ、2ステップ高い視点を意識することから
もたらされる自律的な思考を体感いただき、
仕事にやりがいを見出しながら
安心して成長していただきたいと願っています。