日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

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2016年5月16日(月)・17日(火)・18日(水)・19日(木)開催 会場 大手町サンケイプラザ 後援 厚生労働省
日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」トップ講演者インタビュー> 山田 昌哉氏(公益財団法人日本漢字能力検定協会 普及部 部長)インタビュー

講演者インタビュー

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文章能力はセンスではなく技術
~効果的な指導による社員の文章力向上メソッドとは~

山田 昌哉氏 photo

公益財団法人日本漢字能力検定協会 普及部 部長

山田 昌哉氏

2014年から本格的に企業に導入され始めた『文章読解・作成能力検定』(文章検)。文章能力は仕事をする上で必須の基礎能力であるにもかかわらず、新入社員や若手社員の力に課題を感じる企業が少なくないようです。今回の講演では、仕事上必要となる文章能力を定義し、実際に『文章検』を導入した企業の事例をもとに指導のポイントをお伝えします。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

一昔前は社内外のコミュニケーションは電話が当たり前でしたが、現在ではメールが主流になっています。また、一部の企業では、会議におけるパワーポイントの使用を禁止し、A4サイズ数枚の文章でまとめた資料を使用しているそうです。これはアニメーションや図表を多用した資料に論理性が不足していることが問題視されたためと聞いています。

企業経営者や管理職、人事の皆さまから、「ビジネスにおいて文章の重要性は増している」とのお声をいただく一方、「最近の社員は文章が書けない」「レポートを出させても、何を伝えたいのかわからない」、さらに「文章能力をどのように育成すればよいかわからない」というお悩みも伺います。

当協会は「文章能力は育成可能な技術」であると考えています。一般的に「文章能力」と一くくりにされているものは、実は複数の能力によって成り立っています。それらを測定し不足するところを補えば、一定レベルの論理的な文章能力は誰でも身に付けられるのです。

今回の講演では、その複数の能力とはどのようなものなのかをご説明した上で、いかにそれを育成すればいいのかを、お話しします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

公益財団法人日本漢字能力検定協会は、その名の通り「漢検」を運営している公益財団法人です。私たちは「高めよう日本語の力」というスローガンに基づき、「漢検」の運営以外にも、さまざまな活動を行っています。今回ご紹介する「文章読解・作成能力テスト」は、「誤解なく相手の伝えたい事を読み取ることができる能力」と「論理的かつ、相手が理解し受け入れられる文章を作成する能力」を測定するテストです。

ビジネス文章研修でよく見るテンプレートありきの文章指導ではなく、文章能力自体を測り・テキストを用いて育てることができるコンテンツです。すでに多くの企業で実際に導入されています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

漢検協会というイメージから、「美しく・正しい文章」の作成法というイメージをもたれるかもしれませんが、当日お話する内容は、「相手に間違いなく伝わる文章」の作成法です。このコンテンツが皆さまのお役に立てれば幸いです。会場でお待ちしております。

講演者プロフィール
山田 昌哉氏(やまだ まさや)
公益財団法人日本漢字能力検定協会 普及部 部長
1999年(株)キーエンスに入社。コンサルティングセールスや社内人材育成プログラムの導入推進などを経験した後、2005年に(公財)日本漢字能力検定協会に入職。学校教育だけでなく、大学・企業での教育プログラム開発、人材育成サポートの実績多数。

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