日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

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2016年5月16日(月)・17日(火)・18日(水)・19日(木)開催 会場 大手町サンケイプラザ 後援 厚生労働省
日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」トップ講演者インタビュー> 佐藤 剛志氏(株式会社ジェイック 代表取締役社長)インタビュー

講演者インタビュー

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「自ら考え、自ら動く社員」を生み出す「7つの習慣(R)」

佐藤 剛志氏 photo

株式会社ジェイック 代表取締役社長

佐藤 剛志氏

世界的な大ベストセラー『7つの習慣』。全世界で3000万部、日本でも150万部売れています。この考え方を中小企業の社員教育に取り入れると、何が起こるのか? うまくいかない原因を周囲のせいにせず、「自ら考え、自ら行動するリーダー」へとメンバーが成長し始めます。本公演では実際に起こった社員の変化、導入方法、考え方を浸透させる方法を事例を交えて紹介します。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

私は『7つの習慣®』をかなり以前に読んでいたのですが、この本に“再会”したのは2008年リーマンショックの頃です。それまで順調に拡大していたジェイックの業績が一気に下降カーブをたどり、経済的にも非常に苦しい時期でした。あらためてページを開いてみると、そこにはきらめくような言葉があふれていました。私は「自分が変わらなければ、会社は変わらない」と思いました。さらに「この考え方を浸透させれば、成長する企業を作り出せる」と確信しました。

それから、ジェイック社内で勉強会を続け、徐々に「7つの習慣®」の考え方を広める取り組みを行いました。そのうち、確かな手応えを感じるようになりました。社内の人間関係、信頼関係がとてもよくなり、コミュニケーションが活発化するようになったのです。

よりよい組織風土づくりという取り組みですから、すぐに効果が表れたわけではありません。ただ、「7つの習慣®」でしっかりした組織風土を醸成できたことは間違いなく、その後のジェイックの大きな強みになりました。主体性、あるいはチャレンジすることの大切さは『7つの習慣®』でも強調されています。このような組織風土が、業績にインパクトを与えないはずがありません。

企業が成長する上で、主体的に動く社員がどれだけいるかは決定的な意味を持ちます。実際に「7つの習慣®」の効果を自分の目で確認しましたので、講演ではその効果を中心にご紹介します。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

「企業のホームドクター、人材のメンターになり、人と組織の限りない可能性に貢献し続ける」これが、ジェイックが掲げるミッションです。

我々は、このミッションのもと、研修事業と採用支援事業を展開しており、一人でも多くの雇用を生み出し、一人でも多くのビジネスパーソンの人生が輝き、一社でも多くの中小企業が「いい会社」と言われる存在になるために、社員一人ひとりが日々奮闘しています。

我々の提供する研修は、『7つの習慣®』を筆頭に、我々が自分たちで実施してみて、「これは効果があるぞ!」と確信を持っているものばかりです。実際に自分たちが体感してみる、そして、本当にいいものだけを自信を持ってご紹介する――そのことに徹底的に注力して、事業を展開しています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

『7つの習慣®』の中に、森の中で木を倒そうとしているきこりの話が出てきます。きこりは、木を倒すために5時間以上ノコギリを引いています。「少し休んで、ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか」と聞くと、「刃を研いでいる暇なんてないさ」と答えます。刃を研いだノコギリで作業をすればもっと早く終わるかもしれないのに、です。

組織でも、忙しいと刃を研ぐ時間を忘れて、業務に没頭してしまう、あるいは没頭させてしまう、ということが起こりがちです。本講演にご参加される方々には、組織の中で刃を研ぐ機会を設計したり、検討したりする立場の方が多いと思います。何か一つでも、良いヒントを得られることを願っています。

講演者プロフィール
佐藤 剛志氏(さとう たけし)
株式会社ジェイック 代表取締役社長
ジェイックにて教育研修事業を展開。その後、若手の就職支援を行う「営業カレッジ®」を開講。「ガイアの夜明け」をはじめ多数メディアで注目される。2011年フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)から許諾を得て、中堅中小企業向けに「7つの習慣®」研修を開始。「7つの習慣®」の考え方を広めている。

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