日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

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2016年5月16日(月)・17日(火)・18日(水)・19日(木)開催 会場 大手町サンケイプラザ 後援 厚生労働省
日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」トップ講演者インタビュー> 坂井 伸一郎氏(株式会社ホープス 代表取締役社長)インタビュー

講演者インタビュー

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学びを固定化し行動変容へとつなげる!
プロ野球球団も導入する、定着する学び方とは

坂井 伸一郎氏 photo

株式会社ホープス 代表取締役社長

坂井 伸一郎氏

学びが行動変容につながらない。人材育成担当者が抱える最大の課題です。では成果を求められるアスリートやタレントはどのようにして学びを固定化し行動変容へとつなげているのでしょうか。世界選手権代表、プロ野球球団、芸能事務所等を顧客に持つ当社のメソッド「Sticky learning」はすでに企業研修でも活用されています。そのポイントと実例をご紹介いたします。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

「学んだことを忘れない」。言葉にすれば簡単ですが、すべての人材育成ご担当者が直面する最大のテーマです。どれだけ良いコンテンツ、良い講師(=良き学びの時間)を準備したとしても、研修の時間を終えて次の日の朝になれば、また週末を越えれば、その多くを忘れてしまっているようでは何の意味もありません。この当たり前のことが、これまであまりにも重要視されていなかったとは思いませんか?

このテーマにひとつの解を見出しているのが「トッププロ」の学びの現場です。トッププロからすると「良き学びの時間」を経験するだけでは、何の意味もありません。学びを自分のものとし、それを身につけたという前提ですぐさま次の学びを積み上げながら、常に結果を出し続けていかなければならないからです。

では、彼らはいったいどのようにして学びを持続・定着しているのでしょうか。私たちは、世界選手権代表、プロ野球球団、芸能事務所などを顧客に持ち、彼らの成果を挙げるための学びを提供している珍しい会社です。当社のメソッド「Sticky learning」はすでに企業研修でも活用されています。そのポイントと実例の一部を、皆さまにご紹介いたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

当社は、オリンピック選手、プロスポーツ選手、タレントなどプロフェッショナルが目標を達成するための支援を行う専門機関として事業をスタートしました。これまでに400名を超えるプロフェッショナルの目標達成を、サポートしてきた実績があります。当社が彼らから支持され続ける理由は、どこにあるのか。それは、当社で学べば学びを後戻りさせることなく、確実に積み上げていけると、プロフェッショナルの方々が確信してくれているからです(事実ほとんどのお客様は口コミで当社に足を運んで来られます)。

当社では5年前からこのノウハウを企業や組織の集合研修でも活用できるように、独自のプログラムを開発し、さまざまな企業にご提供しています。すでに日本を代表する有名企業から中堅企業まで、多くの企業にご採用いただいており、当社の集合研修におけるノウハウも、すでに十分に蓄積されています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

企業や組織における人材育成の主軸は、OJTと内製化にシフトするトレンドがあります。これは当社も含めて各教育研修会社が、時代や社会の変化に応じた研修プログラムの提供をできていないことの証左だと考えています。

いま「大切だ」と意識下に上がってきたことも、数時間後、数日後には無意識下に納められていきます。「大切だ」と捉えたものを、どう形にしていくか。そこには行動変容につなげるための技術(スキル)が必要です。自分の頭の中にあるだけの状態から、早く外に出して自分の視覚や聴覚で、自分が捉えられる状態を作る。そんなことについて、皆さまとともに考える時間にしたいと思っています。

講演者プロフィール
坂井 伸一郎氏(さかい しんいちろう)
株式会社ホープス 代表取締役社長
オリンピアン、プロスポーツ選手、芸能人、経営者等が口コミで密かに利用する人材成長支援会社「株式会社ホープス」の代表。「大切なこと」を「確実に定着させる」指導手法である「Sticky learning」の数少ない実践者として、個別指導や組織研修の現場で高い評価を得ている。

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