日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

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2016年5月16日(月)・17日(火)・18日(水)・19日(木)開催 会場 大手町サンケイプラザ 後援 厚生労働省
日本の人事部「HRカンファレンス2016-春-」トップ講演者インタビュー> 櫻橋 淳氏(株式会社HRインスティテュート チーフコンサルタント)インタビュー

講演者インタビュー

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事業企画・商品企画が成功する10ステップ
成功するビジネスプランを作成する方法

櫻橋 淳氏 photo

株式会社HRインスティテュート チーフコンサルタント

櫻橋 淳氏

私たちHRインスティテュートでは、創業以来20年以上にわたってプロセス・コンサルティングの手法である「ワークアウト」による事業企画・商品企画の作成支援を行ってきました。その数、さまざまな業種・規模の企業数で約700社、事業企画・商品企画案にして1万以上にのぼります。日々の活動を通じて、共通して見えてきた“成功するビジネスプランに必要なもの”をお伝えしたいと思います。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

企業活動のなかで、今もっとも必要とされているものが“企画力”です。企業経営が転換期を迎えている今だからこそ、これまでの延長で事業や商品を考えるのではなく、新しい発想での事業企画や商品企画が必要です。つまり、企業が業績を伸ばせるかどうかは、新しい事業や商品を生み出す企画力が高いかどうかにかかっていると言えます。全体の傾向として、専門メーカーの多くは企画力が高い。その専門分野で負けたら、存在価値がなくなりますから。たとえばアップルやネスレ、デュポンなどがそうですね。

我々HRインスティテュートは、創業以来20年以上にわたって、“ワークアウト”と呼ばれるプロセス・コンサルテーションの手法を使い、約700社の事業企画、商品企画を支援してきました。アドバイスをしてきたプレゼンテーションの数は、優に一万件を超えます。その知見の蓄積のなかから、事業企画案であっても、商品企画案であっても、採用されるプレゼンテーションには共通点があることがわかりました。それを10ステップにまとめ、本講演でご紹介していきたいと思います。このフレームをおさえれば、どのような企画案でも作成が可能です。まず重要な10ステップをおさえていただき、その上で「ストーリーの作成」や「企画立案の原動力」といった点もあわせてお伝えしたいと考えています。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

HRインスティテュートが創業以来行ってきた「プロセス・コンサルティング」は、コンサルタントが事業企画案や商品企画案を作成するのではなく、お客様の担当社員の方が作成したものをより良いものにするために支援していくという手法です。短いときで2ヵ月、長いとおよそ1年をかけてこれを実施します。つくられた事業企画案や商品企画案は経営陣にプレゼンテーションし、採用されれば実行に移されます。絵に描いた餅に終わらず、企画を考案した社員が実際に新規事業として立ち上げていくわけです。こうした意味では「実効性の高いコンサルティング×人財育成」の手法であると言えるでしょう。

このプロセス・コンサルティングの知見については、日本でも有数のノウハウをHRインスティテュートでは有していると自負しています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

HRインスティテュートの事業企画、商品企画ワークアウトを採用いただいたお客様とは、長期にわたっておつきあいをさせていただくケースがほとんどです。長くご支援しているお客様では実に20年にわたってワークアウトを実施し、現実の新規事業、新商品を立ち上げてきました。そして、その“卒業生”がいまやその企業を支える経営者となっていらっしゃいます。

本講演には、企画力を高めることで、ぜひ企業を活性化したいという皆さまにお越しいただければと思います。自社の未来、自部門の未来は、企画力にかかっています。「本気で企画力を高めたい」という強い想いをもった皆さまとお目にかかれれば大変うれしく思います。

講演者プロフィール
櫻橋 淳氏(さくらばし じゅん)
株式会社HRインスティテュート チーフコンサルタント
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程修了。英国国立ウェールズ大学経営大学院修了(MBA)。外資系コンサルティング会社にて戦略コンサルティング業務に従事した後、HRインスティテュートに参画。専門領域は、組織開発、組織変革、業務変革領域のコンサルティング。

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