組織が成果を上げるには、メンバー全員がその力を発揮すること、メンバー同士がシナジーを発揮することが重要ですが、そのために人事やリーダーは何をすればいいのでしょうか。一橋大学大学院教授の守島基博氏と日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターの中竹竜二氏が「チームワーク」「チームビルディング」をキーワードに、強いチームの作り方について語り合います。
(協賛/リ・カレント株式会社)
一橋大学大学院 商学研究科 教授
守島 基博氏
【守島 基博氏プロフィール】
(もりしま もとひろ)人材論・人材マネジメント論専攻。1980年慶応義塾大学文学部卒業、同大学院社会研究科社会学専攻修士課程修了。86年米国イリノイ大学産業労使関係研究所博士課程修了。組織行動論・労使関係論・人的資源論でPh.D.を取得後、カナダ国サイモン・フレーザー大学経営学部助教授。90年慶應義塾大学総合政策学部助教授、98年同大大学院経営管理研究科助教授・教授を経て、2001年より現職。主な著書に『人材マネジメント入門』『人材の複雑方程式』『21世紀の“戦略型”人事』『人事と法の対話』などがある。
(公財)日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター/U20日本代表ヘッドコーチ/株式会社TEAM BOX 代表取締役
中竹 竜二氏
【中竹 竜二氏プロフィール】
(なかたけ りゅうじ)1973年、福岡県生まれ。早稲田大学入学後ラグビー蹴球部に入部。4年次には主将を務め全国大学選手権準優勝。卒業後渡英し、レスタ―大学大学院社会学部修了。01年株式会社三菱総合研究所入社。06年早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、07年度から2年連続で全国大学選手権を制覇。10年4月より日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターに就任。12年度はラグビーU20日本代表監督を兼任。日本における「フォロワーシップ論」の提唱者のひとりとして、次世代リーダーの育成・教育や組織力強化、成人向けの学びの環境づくりに貢献。企業コンサルタントとしても活躍中。主な著書に『自分で動ける部下の育て方—期待マネジメント入門』(ディスカヴァー新書)、『部下を育てるリーダーのレトリック』(日経BP)など。