講演者インタビュー
内定者フォローのフレームワークから徹底分析! 内定後、辞退が起きる会社と起きない会社の違いとは?
ジャンプ株式会社 代表取締役
増渕 知行氏
オンライン採用がもたらしたもの。それは、初期接点のつくりやすさと表裏一体の「内定辞退増加」でした。コロナ前とは激変した、就活生の心理と本音は?内定辞退を抑制し、オンボーディングにつなげるには?本講演では、中立な立場から学生インタビューを続けてきたからこそ見いだせた内定者フォローのフレームワークを公開し、直近の新卒採用の改善と、次年度以降の再構築につなげていただきます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
オンラインと対面のハイブリッド採用コミュニケーションが主流となり、首都圏の企業にとっては地方の大学生との接点もつくりやすくなりました。また、多忙な理系学生や体育会系の学生も、合間の時間でインターンや説明会に参加しやすくなり、企業はほしい学生と出会うハードルが下がっています。
一方で、オンラインコミュニケーションでなかなか職場のイメージがわきにくい学生は、複数内定を保有しながら決め手を探る傾向が強くなり、「承諾後辞退」が急増しています。よって企業の悩みは、「選考中離脱・内定辞退の抑制」がメインとなってきました。
今回の講演は、このような悩みをもつ企業人事、採用担当の皆さまに参考いただける内容になっています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社は中立な立場を徹底的に貫いた、採用コンサルティング専門の会社です。この立場を活かし、クライアント企業の内定を辞退した学生へのインタビューや、就活を終えた学生たちへのグループインタビューを多数実施してきました。そこから見えてきた「七つの変化」があります。この変化に対応できるかどうかが、これからの企業の内定辞退抑制のカギとなります。
今回の講演では、ずっと以前から変わらない「辞退抑制の基本中の基本」のレクチャーからはじまり、Z世代と呼ばれる就活生の本音とコロナ禍で加速した変化の解説、そしてそれらを踏まえた企業側とるべきアクションについて、わかりやすく解説をしていきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
お気づきの方が増えていますが、採用は完全に企業が「選ぶ時代」から「選ばれる時代」に変わりました。ほしい人材から選ばれ、定着・活躍する企業だけが伸びる、「タレント獲得競争社会」です。この社会で活躍する人事は、自社の「求心力」を高めることに貢献する人事です。ぜひ一緒に学び、チャレンジし、ご自身の価値と自社の価値を高めていきましょう。
- 増渕 知行氏(ますぶち ともゆき)
- ジャンプ株式会社 代表取締役
- 2008年ジャンプ株式会社を設立。「企業は、採用がすべて」をスローガンに、採用力強化に特化した事業を展開。20年以上の採用コンサル経験をもとに、「採用戦略のフレームワーク」を体系化。採用戦略オープン講座「STRUCT ACADEMY」を立ち上げ、主宰として指導にあたる。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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