講演者インタビュー
ウェルビーイングの実現が健康経営の鍵! 時間栄養学で従業員一人ひとりのコンディションを高める方法
有限会社クオリティライフサービス 代表取締役
小島 美和子氏
コロナ禍で働き方・暮らし方の変化があり、健康に対する考え方や価値観に変化が生まれました。「単に病気ではない」という状態にとどまらず、自覚的体調を向上させ「よりよく生きる(ウェルビーイング)」の実現こそが一人ひとりの取り組みのモチベーションUPを促し、組織全体の健康経営へとつながります。本講演では、今注目されている「時間栄養学」を活用し、その実現に導くポイントをお伝えします。(協賛/株式会社NTTドコモ)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
・健康経営の効果指標が分からない
・従業員一人ひとりが効果を実感できる持続的な健康施策を探している
・カロリー制限など、ネガティブアプローチから脱却したい
・最適な取り組み課題を自ら導く主体的なプログラムを探している
・働き方の多様化に対応した効率のよい健康教育を行いたい
体と心のコンディションを整える土台は、体内時計を整えることにある、ということが分かってきました。今注目されている時間栄養学を活用することで、食事制限や運動など難しい課題に取り組むことなく、生活リズムを整えることでコンディションを大幅にアップさせることができます。短期間で自覚的体調改善を実感できるため、持続しやすく、一人ひとりのウェルビーイングにつながります。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
コロナ禍で多くの方の働き方・暮らし方に変化があり、それに伴い、健康の捉え方や価値観に変化が生まれています。
単に「病気にならない」「健康でいる」ということではなく、集中力を高めて仕事のパフォーマンスを上げたい、こころとからだに余裕を持ち充実した余暇を過ごしたいという、仕事とプライベートを両立させるワークライフバランスから、さらにウェルビーイングへの実現に向かっています。
ウェルビーイングをめざす心と体を具体的に実現していく暮らしの中では、まずその土台となる食生活の見直しがとても重要になりますが、従来の食生活改善はカロリーや栄養素、「何を・どれくらい食べるか?」にフォーカスされてきました。体内時計の発見から生まれ発展してきた、最新の「時間栄養学」では、その前に「いつ食べるか」が大事だとわかってきました。「いつ」という時間が、体内時計の働きに影響を与え、それが自律神経や免疫系、ホルモンといった体調を整える土台=ホメオスタシスの機能を大きく左右するからです。
「何を食べるか」より「いつ食べるか」の方が自分自身でマネジメントしやすいため、持続的な取り組みになりやすく、短期間で自覚的体調の改善を実感しやすいという特徴があります。
講演ではその仕組みと、具体的な1日の暮らし方、食べ方のポイント、取り組みの事例と成果をご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
コロナ後の新しい社会では、ワークライフバランスからさらにウェルビーイングを志向することになります。
最新の時間栄養学を活用すると、一人ひとりの暮らしやからだに最適な生活リズムを見出すことができます。また、単に「健康づくり」を目指すのではなく、『余力』を高め、より充実した日々を過ごすことができるようになります。
ニューノーマル時代に合う健康づくりを、ぜひ始めませんか。
- 小島 美和子氏(おしま みわこ)
- 有限会社クオリティライフサービス 代表取締役
- 有限会社クオリティライフサービス 代表取締役 管理栄養士 / 健康運動指導士 / 産業栄養指導者 / ヘルスケアトレーナー 食コンディショニングプロデューサー/NTTドコモの健康経営支援サービス「リボーンマジック」監修。
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