［主催］日本の人事部「ＨＲカンファレンス」運営委員会［後援］厚生労働省
講演者インタビュー
『新規事業』人材を育成する – 事例から学ぶ 社内起業の実際、イントレプレナーの実像
株式会社アイディアポイント 代表取締役社長/一般社団法人日本イノベーション協会 代表理事
岩田 徹氏
本講演では、ソニー社、ライオン社で新規事業の立ち上げに取り組んでいる2名の方をゲストにお招きして、アイディアの発想から、社内起業のきっかけ、どのように事業を立ち上げているのかをお伺いします。新規事業に取り組む中で感じるやりがいや楽しさ、大変さなど、『イントレプレナーの実像』について、また、会社として新規事業を生むための『環境の整備』『きっかけづくり』『支援』についてお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか？
・「新規事業の創出」が経営課題だが、取り組む人材が不足している
・「新規事業」に取り組む人材を育成する（社内で探す）ために、何をしたらよいのかわからない
・ 実際に、他社で新規事業に取り組んでいる人材の経験談を聞きたい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
多くの企業では、『新規事業の創出』が重要なテーマになっている一方で、実際に、事業を立ち上げた経験のある人材 / 事業を立ち上げることのできる人材は必ずしも多くありません。イントレプレナーと呼ばれる社内起業家の話は、なかなか外部には語られないため具体的なイメージを持つことができません。
本講演では、ソニー社、ライオン社という『組織の中で、新しい事業をゼロから立ち上げる』ことに取り組んでいる方をお招きして、ご自身の経験を具体的にお話しいただきます。お二人の経験談を通じて、実際に新しい事業を始める人材がどのようなきっかけでスタートして、どのように事業を立ち上げるのか、具体的なイメージを持っていただきたいと考えています。同時に、実際の人物の話を聞き、どのような人がどのような志や想いをもって新規事業に取り組んでいるのかを知ることで、『イントレプレナー』の人材像をイメージしていただきます。
講演の後半では、パネルディスカッションを通じて、お二人の経験談に加えて、会社として、新規事業創出という課題にどのように取り組むべきか、新規事業に取り組む人材をどのように育成すればよいのか、新規事業に向く人 / 向かない人等、新規事業に関する論点について、討議します。
新規事業に取り組む人材をどのように育成するのか、そのために何をするべきか検討されている方は、ぜひ、ご参加ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
イントレプレナーと呼ばれる社内起業家には、「キレッキレの一匹狼」、「頭の回転の速い意識高い系」のイメージを持つ人もいますが、必ずしもそうではありません。常識的でエンゲージメントの高い組織人で、しっかりとした問題意識を持った優秀なビジネスパーソンです。本講演では、イントレプレナーが、どのようなきっかけで新しい事業にチャレンジして、どのような志や想いで取り組んでいるかをお伝えすると同時に、しっかりとした問題意識を持って主体的に、前向きにチャレンジしている様子をお届けしたいと思います。社内で「新しいことに前向きに挑戦する人を増やしたい」方には、多くのヒントがありますので、ぜひご参加ください。
- 岩田 徹氏（いわた とおる）
- 株式会社アイディアポイント 代表取締役社長/一般社団法人日本イノベーション協会 代表理事
- 東京大学大学院工学系研究科修了(工学修士)。外資系コンサルティング会社、外資系ソフトウェア会社を経て、セルムグループにて新規事業立ち上げに参画、その後、「新規事業開発」をテーマに㈱アイディアポイントを創立、代表取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント（SDM）研究科 研究員。
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