講演者インタビュー
なぜ、女性活躍推進が社員のウェルビーイング向上に繋がるのか~サステナブルで多様性に富む職場づくり~
ピースマインド株式会社 代表取締役社長
荻原 英人氏
女性活躍推進が、社員のワークエンゲージメントやウェルビーイングにどのような影響を与えているのか? 内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員で、企業の女性リーダー育成に従事しているWill Lab 代表取締役 小安美和 氏と共に、当社の最新調査結果と相談窓口に寄せられた女性の働き方やマネジメントに関する相談事例を交えて、サステナブルで多様性に富んだ職場環境づくりについてディスカッションします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
2022年4月から女性活躍推進法の対象が拡大するなど、ジェンダーに関係なく誰もが活躍できる社会の実現に向けて、企業による職場環境づくりがますます求められています。
しかし、日本政府が掲げる目標と企業の取り組み状況には、開きがあるのが現状です。女性活躍推進をはじめとしたダイバーシティの推進を、単なる表題ではなく事業の推進と組織の成長に結びつけるための有効な施策について、課題感をお持ちの企業も多いのではないでしょうか。
本講演では、特に下記のような課題をお持ちの経営者、健康経営・ダイバーシティ推進などの担当者、人事・総務の皆さまへ、有用な情報の提供ができればと考えています。
・管理職として女性社員のキャリア支援に悩んでいる
・女性活躍推進のボトルネック解消のための有効な施策を検討したい
・社員のウェルビーイングを高めるための良い支援策が知りたい
・サステナブルな組織をつくるためのヒントがほしい
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ジェンダーに関係なく、誰もが働きやすい働きがいのあるサステナブルな職場をどのようにつくっていけばよいのか?
私たちピースマインドは、20年以上にわたり1000社以上の組織に向けて、社員・管理職・人事の皆さまに、EAP(従業員支援プログラム)相談窓口の提供や、ストレスチェックをはじめとした組織分析、職場改善コンサルティング・トレーニングなどを提供してきました。多くの個人と組織の課題解決をご支援する中で、「会社に両立支援の制度があっても利用しにくい」、「管理職になりたがらない女性社員のキャリア支援が難しい」など、女性社員や管理職の方々から様々なご相談が寄せられています。
今回の講演では、当社とウェルビーイング研究に詳しい九州大学 馬奈木俊介教授が共同研究で行なった「企業の女性管理職比率と従業員のウェルビーイングの関係について」の調査分析結果をもとに、女性管理職比率の高さがもたらす職場へのポジティブな影響をご紹介します。
そして、元リクルートジョブズ執行役員で、内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員として企業の女性リーダー育成に従事しているWill Lab 代表取締役 小安美和氏から、女性活躍推進支援の好事例をご紹介します。
ピースマインドの相談窓口に寄せられる女性の働き方やマネジメントに関する相談事例を交えて、サステナブルで多様性に富んだ職場環境づくりについてディスカッションします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ご視聴いただく皆さまには、女性活躍をはじめとしたダイバーシティ推進のための施策のヒントとして、ジェンダーに関係なくあらゆる社員のウェルビーイングを高めるための施策の検討のご参考として、当講演をご活用いただければと思います。
当社の最新研究の解説や、Will Lab小安氏の女性活躍推進に関する好事例の紹介、そして当社のEAP(従業員支援プログラム)相談窓口に寄せられるはたらく人の具体的なお悩みや課題を通して、組織のウェルビーイングを高めるための知見をご提供いたします。
質疑応答の時間もありますので、女性活躍推進や組織のウェルビーイングを高めるための方策やお悩みなど、この機会にぜひご質問ください。
- 荻原 英人氏(おぎわら ひでと)
- ピースマインド株式会社 代表取締役社長
- 国際基督教大学卒。1998年メンタルヘルスサービスのピースマインド創業。日本・アジアにおけるEAP(従業員支援プログラム)サービスのパイオニアとして「はたらくをよくする」事業を推進。Forbes JAPAN「日本のインパクト・アントレプレナー35」選出。著書『レジリエンス ビルディング』他。
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