講演者インタビュー
人事が知るべき英語上達メソッド
従業員のモチベーションや意志だけに頼らない環境の作り方とは
株式会社ラーニングコネクションズ 代表取締役 講師・著者
早川 幸治氏
『英語力を上達させたいが、学習が長続きしない』『自分にとって今の勉強法が合っているのか分からず、挫折する』という声をよく耳にします。上達を感じにくい英語学習においては、人事の環境づくり次第で、より効果的かつ効率的に学びを得ることができるのです。本講演では(1)モチベーションや意志に頼らない学習メソッド、(2)効果的に知識をスキルに変化させるトレーニング法をご紹介します。(協賛/株式会社コーリジャパン)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
研修担当の方からよく聞く悩みとして、「英語学習が続けられない社員が多い」というものがあります。「強制しても続かない」、「やる気がなくて続かない」、「意志が弱くて続かない」、といった声もよく聞きます。
やる気やモチベーション、意志などに原因を求めるのは最も簡単ですが、根本的な原因は別のところにあるのではないでしょうか。実は、ビジネス界と同じように英語の必要性が高いのが、スポーツ界です。本講演では、「二つの業界に共通する英語の必要性」のほか、上達させるためのコツとして、(1)モチベーションや意志に頼らない学習、(2)効果的に、知識をスキルに高めるためのトレーニング法をご紹介します。
また、上達を感じにくい英語学習において、AIを活用することで、より効果的かつ効率的に学習が可能となります。成長を実感しながら効率的に学習するヒューマンタッチとAIの融合をご提案します。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
学習が続く人と続かない人を見てきた経験、また私自身が続けられたとこと、続けられなかったことを振り返って考え、はっきりわかったことがあります。それは、続けられる人は「学習がシステム化できている」、続けられない人は「学習がシステム化できていない」ということです。
システム化とは、目標・目的・教材を明確にするほか、いつ・どこで学習するかまで明確にすることです。言い換えると、ポイントは「いかに学習を自動化できるか」です。さらに、上達のプロセスを知ることで、普段の学習で意識すべきことや、壁にぶつかった時の対処法なども身につけることができます。
AIが人間の脳の働きに沿ってサポートしてくれるように、私たち学習者自身も自分の脳の働きに沿って学習を進めることが大切です。英語を上達させることができるのは、特別な才能を持った一部の人たちだけではありません。特別な才能は必要ありませんが、魔法のように一瞬で英語がうまくなるやり方はありません。けれど、手品はあるのが英語学習です。つまり、タネとシカケをしっかり用意しておくことで、英語学習に成功できます。本講演では、そのタネとシカケをお伝えいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
200社以上の研修を担当させていただいて気づいたことがあります。それは、研修担当の皆さまの熱意の有無が、受講される社員の皆さまに伝播しているということです。ぜひ皆さまの熱意をサポートさせてください。
- 早川 幸治氏(はやかわ こうじ)
- 株式会社ラーニングコネクションズ 代表取締役 講師・著者
- SEから英会話講師へ転身。その後、TOEIC対策を中心とした英語セミナー講師として、これまで大手企業からベンチャー企業まで全国約200社以上での研修を担当してきたほか、大学や高校でも教える。高校2年で英検4級不合格から英語学習をスタート。TOEIC 990点(満点)、英検1級。著書は50冊以上。
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