講演者インタビュー
変化に適応し矛盾を両立するこれからの経営とリーダーのあり方
リーダー育成事例と最新の経営理論で紐解く
アルー株式会社 代表取締役社長
落合 文四郎氏
経営環境が激しく変化する中、人的資本経営、ジョブ型などの様々なコンセプトが提唱されています。ただ、新たな理論を取り入れ、実際に変化に適応するには様々な葛藤が伴います。本講演では、ヤマハ株式会社で幹部育成を担当されている伊藤周平氏と、京都大学経営大学院の若林直樹教授をお迎えし、リーダー育成の事例や最新の経営理論を交えながら、「葛藤」を乗り越える経営とリーダーに求められることを探求していきます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
変化の激しい時代において、そのかじ取りを担うリーダーに求められることは何か。そしてどう育成するべきか。こうした課題意識をお持ちの方にぜひご参加いただきたいです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
講演冒頭に「経営は変化に適応し、矛盾を両立していくこと」であるという趣旨を当社代表取締役社長の落合が投げかけます。
それを受けて、京都大学経営管理大学院の若林教授から、「矛盾の両立」というキーワードを経営組織学の観点からどう読み解くのかをお話しいただきます。次に、株式会社ヤマハコーポレートサービスの伊藤氏からは基幹部門長の育成においてそのキーワードをどう扱い、リーダーの育成につなげているのかという事例をご紹介いただきます。
矛盾の両立というキーワードを、教育事業を立ち上げ東証マザーズ上場まで育て上げた起業家、京都大学教授であり組織経営論の第一人者、日本を代表する業界のリーディングカンパニーのリーダー育成を担う企画者、三者三様の立場からどう捉えているかというお話は、きっと多くの企業のリーダー育成のヒントになると思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「矛盾の両立」というキーワードを、経営組織論や実際のリーダー育成の現場でどう読み解くのかという話は、一見難解に聞こえますが多くの示唆を含んでいます。自社の経営課題やリーダー育成のお悩みも頭に思い浮かべながらお聞きいただければきっとヒントが見つかると思います。ぜひご期待ください。
- 落合 文四郎氏(おちあい ぶんしろう)
- アルー株式会社 代表取締役社長
- 東京大学大学院卒業後、株式会社ボストンコンサルティンググループを経て、2003年エデュ・ファクトリー(現在のアルー株式会社)を設立、代表取締役に就任。「夢が溢れる世界のために、人のあらゆる可能性を切り拓きます。」をミッションに、企業の人材開発・組織開発に取り組むほか、個人としてもSTEAM教育プロジェクトに携わるなど公教育にも活動範囲を広げている。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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