講演者インタビュー
「今の新人」×「今の環境」を踏まえた「職場で活かせる新入社員研修」とは?
株式会社ビヨンド 代表取締役社長
仁藤 和良氏
すっかり定着したかのように見えるニューノーマル。しかし実は目に見えない所で、配属先ではさまざまな問題が起きているようです。本講演では、「はたして新入社員に対する研修は、今のままでよいのか」「そもそも何に気をつけて新入社員研修のデザインをすべきなのか」など本質的な問いを皆さんと一緒に探求したいと思っています。そのうえで当社なりの「職場で活かせる新入社員研修」についても、ポイントをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
新入社員研修のご担当者やご責任者で、研修を本質的に見直してみたいという方のお役に立てる内容だと思います。
私の肌感覚ではありますが、2015年頃から「ビジネスマナーだけの研修」「講師が新人を威圧する研修」「やたらと厳しい研修」「あれもこれも教え込む研修」が、新人に受け入れられづらくなっており、それに気づいた企業は新人研修を見直しています。
人材開発の担当者からも「なぜか研修が刺さらなくなってきている」という声が多く聞かれるようになってきています。そして、この2020年からはさらに「提供者側」と「受講者側の新人」の意図のギャップが広がっていると思います。
本講演では、この背景には何があるのか、何をどのようにすればよいのかを考えていきたいと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
かつて当社の講演に参加された方や、自分で問題意識を持って情報収集をしている方にとっては、当たり前かもしれませんが、本質的な新入社員研修を考えるには、「今の新人」と「今の環境」を踏まえることが必要だと思っています。そのうえで当社なりの「職場で活かせる新入社員研修」について、ポイントをお伝えします。
日常業務に忙殺されているため、ゆっくりと考える時間が取れない人事の方は多いですよね。せっかくなので50分間少し立ち止まり、今後の企画を考えるための頭の整理に使ってほしいですね。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
前回の講演と共通するところも多いため、初めて当社の講演を聞く方の方が学びは多いかもしれません。
もちろん初めてでない方も、復習がてらご参加ください。オンラインではありますが、新たな出会いを楽しみにしております。
- 仁藤 和良氏(にとう かずよし)
- 株式会社ビヨンド 代表取締役社長
- アクセンチュア、リクルートグループを経て「自分を生きる。そして幸せを共創する世界の実現を」をミッションとする人材・組織開発コンサルティングファーム「一皮むける研修のビヨンド」を創業。独自技術「SCT(セルフコンフィデンス・テクノロジー)」を活用し、多くの企業の健全化を支援している。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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