講演者インタビュー
「成長する組織風土」をつくるための心理的安全性を実現する4つの ポイント
明星大学 経営学部 特任教授/株式会社みらいへ 代表取締役
長谷川 岳雄氏
組織やチームが成長するための「心理的安全性」をどう作るのか? 生産性・創造性が高いチームとそうでないチームを分けている要因はメンバーの性格特性や学歴ではなく、チームの「心理的安全性」だということが明らかになりました。しかし、「心理的安全性」を重視することで“ぬるい”職場にならないか懸念されている方も多いのではないでしょうか。本講演では「心理的安全性」の大原則と4つの方法を最新の事例を交えてお伝えします。(協賛/リスクモンスター株式会社)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
本講演は、以下のような問題意識を持たれている方々におすすめです。
・チームメンバーが伸びていく風土やその手法を学びたい方々
・成長する組織風土をつくっていきたい方々
・上記の風土やスキルを組織内に浸透していきたいと思っている人事部門の方々
・組織の活性化や部下育成に関心のある方々
「心理的安全性」の話をしていると時折、言われることがあります。それは以下のような事柄です。
『「心理的安全性」って大切だってわかるけど、なんか“ぬるい感じ”がするんですよね。』
今回お伝えたいことは、「“ぬるい”職場を目指してください」ということではありません。逆に、要求水準も高く、心理的安全性も高い、進化していく組織風土をどうつくっていくのかがテーマです。
人は周囲の環境に大きな影響を受けているため、生産性や創造性の高い組織づくりに、「心理的安全性」は重要です。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
今回のセミナーでは、二つの問いに対してシンプルかつ実務に応用できる内容でお伝えしたいと思います。
Q1:目に見えない組織文化や組織風土はどのようにつくられていくのか?
Q2:イケてる組織とそうでない組織を分ける「心理的安全性」をどうつくればいいのか?
皆さんはこの二つの問いにどう答えられますか?
もちろん、正解はありませんので、皆さんがそれぞれの持論を持って本講演に参加していただけますと、面白い時間になるのではないかと思っています。私がお伝えすることが正解ではありませんが、理論と実務両面からアプローチしていきたいと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
50分という貴重なお時間をいただきますので、最低でもその分の価値を提供したいと考えています。
講演終了後、「こういう原理で組織の雰囲気がつくられるのか!」「こうして心理的安全をつくればいいのね!」と思っていただくのが私の目標です。
そして、みなさんの行動変化が職場の心理的安全性の向上や組織活性化に少しでもつながっていけばうれしいです。
- 長谷川 岳雄氏(はせがわ たけお)
- 明星大学 経営学部 特任教授/株式会社みらいへ 代表取締役
- 経営学修士 MBA、キャリアコンサルタント(国家資格)、MBTI 認定ユーザー オリックス株式会社にて新卒採用、研修担当、人事制度・評価報酬制度の企画・運営をの責任者を歴任。2013 年株式会社みらいへ設立。大学教員・企業研修講師として活動。三重大学特任教授を経て、現在は明星大学経営学部特任教授。
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