講演者インタビュー
パーパス・ドリブンな組織のつくり方 〜発見・共鳴・実装で企業を変革する〜
アイディール・リーダーズ株式会社 代表取締役CEO
永井 恒男氏
近年、企業や社員一人ひとりが個々の「パーパス(企業や個人の存在意義)」を見つめ直し、再定義する動きが見られます。組織と個人のパーパスが重なると、社員の幸福度は増し、生産性も高まります。では、パーパス・ドリブンな組織をつくるにはどうすればよいでしょうか?本講演では、名和氏と平松氏をお招きし、学術的視点・具体的な事例を交え、パーパス・ドリブンな組織のつくり方と実践に向けた3ステップをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
今回の講演のテーマは、パーパス(企業や個人の存在意義)です。登壇者3名がそれぞれのバックグラウンドを元に、研究・実践・伴走の観点から、パーパス経営をひもときます。企業のパーパス策定が現代のひとつのトレンドとなっているからこそ、あらためてパーパスの本質について考えます。
特に、以下のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお越しください。
・自社で掲げているミッション・ビジョン・パーパスが形骸化しているように感じている方
・パーパス経営の実践例・企業事例について深く学びたい方
・企業パーパスの策定活動を検討しているが、自信を持って推進できていない方
・ビジョンやパーパスの浸透(共鳴)活動を推進するも、社員に自分ごととして捉えてもらえないと実感している方
・策定したパーパスを事業やプロダクトに落とし込み、経営に実装していきたいと考えている方
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
注目すべきポイントは、なんと言っても、一橋大学大学院 名和高司教授、富士通株式会社 執行役員常務 CHRO 平松浩樹氏にお越しいただくことです。名和教授には、著書『パーパス経営』の内容に限らず、アカデミックな視点から幅広くパーパス経営について解説していただきます。
平松氏には「富士通におけるパーパス経営の実践」について、具体的な実践事例をご紹介いただきます。
アイディール・リーダーズからは、それらの前提として、以下のテーマでお話しします。
・パーパスの意義と、注目が集まる理由
・パーパス・マネジメントの四つの効果
・パーパス経営の実践「発見・共鳴・実装の3ステップ」
・パーパスの一致度とパフォーマンスの関係 など
また、後半では質疑応答の時間を設けます。参加者の皆さまからのご質問に直接お答えしながら、パーパス経営の実践について議論します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
VUCAと呼ばれるこの時代だからこそ、「これからの自分たちはどうあるべきか? 自分たちは何を大切にして、誰に何を提供するのか?」などの本質に向き合うことが求められます。また、策定したパーパスを「お題目」だけで終わらせずに、社内への共鳴を促し、そして実装までつなげることが重要です。
私たちは、パーパス経営を行う上で人事の皆さまが重要な役割を果たすと考えています。今回の講演が、単にパーパスに関する理解を促進するだけでなく、パーパスの発見・共鳴・実装について具体的なイメージを持つ機会となれば幸いです。
- 永井 恒男氏(ながい つねお)
- アイディール・リーダーズ株式会社 代表取締役CEO
- Midwestern State UniversityにてMBA取得後、株式会社野村総合研究所に入社。2015年にアイディール・リーダーズ株式会社を設立し、代表取締役に就任。 上場企業社長・取締役に対して、経営者ご本人や企業のパーパスを再構築するプロジェクトを多く手がける。
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