講演者インタビュー
【施策開始から改善まで】失敗例と成功例からみる、効果的な健康経営施策とは?~社員を巻き込むポイント~
オムロンヘルスケア株式会社 国内サービス事業開発部 保健師
杉本 麻美子氏
「健康経営」という言葉はここ数年で定着し、取り組む企業も増えてきました。「何から始めればいいかわからない」「社員の巻き込み方がわからない」といった初期の課題から、「施策が頭打ちになってきた」「リモートワーク下での実施・管理につまづいている」といった中長期の課題も耳にします。本講演では、6年にわたる健康経営施策における社員巻き込みの成功例・失敗例について、コロナ禍での事例も交え、お伝えいたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「健康経営」に取り組むにあたって「何から始めればいいかわからない」「社員の巻き込み方がわからない」といった初期の課題から、「施策が頭打ちになってきた」「リモートワーク下での実施・管理につまずいている」といった中長期の課題に対して、当社で取り組んできた事例を基に解決策をご紹介いたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社では、健康経営施策の一つとして「オムロン ゼロイベントチャレンジ」を社内で展開しています。しかし、1年程が経過したとき、参加率が伸び悩み、さらに行動変容が期待するほど実現できていないことに気づきました。そのため「社員誰もが前向きな気持ちで取り組める企画」、さらに「行動変容に結び付く企画」がどんなものなのか、試行錯誤していきます。
その結果、社員の血圧測定率は100%を実現しました。どんな企画が効果的だったか実際の事例を通してお話しします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
これから健康経営に取り組む企業や、取り組んでいく中でより効果的な健康経営について模索されている企業の皆さまへ、多くの社員を巻き込み効果を出せる健康経営についてヒントになるような講演ができればと思っています。皆さまのご参加をお待ちしています。
- 杉本 麻美子氏(すぎもと まみこ)
- オムロンヘルスケア株式会社 国内サービス事業開発部 保健師
- 看護師・保健師。大学卒業後、大学病院で急性期医療に従事。2018年よりオムロンヘルスケア(株)で勤務。自社の事業ビジョンである「脳・心血管疾患の発症ゼロ」を目指した健康経営の企画・運営に携わり、改善課題の抽出や取り組みを推進。社員の企画参加率の向上と、行動変容の実現に向けたナレッジの構築を担う。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。