講演者インタビュー
なぜ精神障害者の定着率が上がらないのか~特徴からひもとく、面接・定着支援で持つべき観点とは~
株式会社スタートライン マーケティングディビジョン マーケティングユニット マネージャー
吉田 瑛史氏
精神障害者を採用する企業は「定着しないこと」が一番の課題です。定着しない原因は、精神障害者の特徴を把握しておらず、①面接時に正しい見極めができていないこと、②採用後の関わり方がわからないことです。そこで今回の講演では、過去数千名の障害者採用の現場で培ったエッセンスから定着する精神障害者の特徴を解説し、面接時の見極めポイント、採用後に必要な3つの心理的安全性について、すぐに実践できる形で解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
・どんな精神障害者が定着するのか
・どんな項目を質問すればいいのか
・どんな回答を引き出すべきか
・その回答に対してどう判断すべきか
精神障害者の採用/定着に取り組まれている企業も多いと思いますが、上記のような実践的な採用/見極め方にお悩みの企業も多いのではないでしょうか。
さらに、定着の場面における受け入れ体制に課題を持つという声も企業様から多くいただきます。障害者雇用の採用/定着にお悩みや課題があり、それを現場目線で実践的に知りたい!という企業向けの講演となっております。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
現場目線で実践型という点です。
これまで数千名の障害者採用/雇用の現場で培ってきた経験のエッセンスを凝縮し、
・定着する精神障害者の「特徴」
・正しく見極めるための「質問」
・「質問」に対してどんな「回答」を引き出すか
・「回答」に対してどう「判断」すべきか
という採用の現場ですぐに実践できる内容をお届けします。
さらに、どんなに採用の場面でも正しく見極めても「これがなければ定着しない!」という定着要素として必要不可欠な三つの“心理的安全性”についても解説します。
現場の経験で得た知見のため、障害者雇用や採用・定着に関わる方にとっては他では聞けない、必ず役立つ内容となっております。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
“法定雇用率のためだけ”に障害者を採用すると、ミスマッチにより定着しないケースが多くなります。
その際、企業は次の採用に向けて動けばいい話ですが、ミスマッチで退職した障害者の中には、社会復帰をあきらめるような方も多くいらっしゃいます。
そのような障害者を生み出さないこと。それも“定着する障害者を採用すべき理由”の一つです。
ミスマッチのない障害者雇用を実現し、障害者や関わるすべての人が“働く喜び”を実感し“より良い未来”を創造すること。
本講演は、そんな“より良い未来を創造するため”にお届けしたいと考えております。
- 吉田 瑛史氏(ヨシダ エイジ)
- 株式会社スタートライン マーケティングディビジョン マーケティングユニット マネージャー
- 企業の障害者雇用支援や障害者の就職・転職支援、特例子会社人事、障害者雇用の業務開発・マネジメント・農福連携などを経験。現在はスタートラインにて、障害者雇用のコンテンツ制作やセミナー講師などに従事。これまで300社、3000名以上の障害者雇用に携わる。
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