講演者インタビュー
新卒採用で勝つための“新・採用戦略” ―速効性が高く、柔軟な若手人材確保の実現へ―
フジアルテ株式会社 執行役員 営業本部長 兼 営業戦略部部長
栗田 達彦氏
少子高齢化や就業意識の変化により、若手人材の獲得は、非常に難しくなっています。はたして、従来型採用戦略のまま、求める人材の獲得は可能でしょうか? 一方で、この厳しい環境は、固定概念に捉われない「新しい採用戦略」に転換するチャンスです。本講演では「市況の変化」と「就業意識変化」の2つの観点を明らかにした上で、より自社にマッチした若手人材を獲得できる“新・採用戦略”を組み立てるポイントをお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
おもに製造業の人事担当者の皆さまの中で、製造現場における組織構成に関する課題感や危機意識をお持ちの方に向けた講演内容となっています。
少子高齢化が進む日本において、「働き手の確保」が深刻な問題になっています。特に「製造現場における、若手人材の獲得」競争は激化していると言っても差し支えないでしょう。
また年々、新卒採用活動が多様化および複雑化し、想定通りの採用数に満たない、というケースも見受けられるようになりました。はたして来春に、予定通りの配属数が叶うのだろうかと、強い危機感を持っている方も多いのではないでしょうか。
新卒採用活動そのもののやり方・考え方を定義し直すことで、速効性のある解決策をご提案しながら、変化にも強い柔軟な組織づくりについて、皆さまと一緒に追求していけたらと考えています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
従来の新卒採用活動は、「将来の幹部候補生」を正社員として採用するものが一般的でした。しかし、雇用や就業に対する意識・価値観が大きく変化している現代においては、「そうあるべき」という固定概念をまずリセットし、柔軟な方策をどんどん検討すべきではないかと考えます。
なぜ、若手人材が採用しにくくなっているのか? それは、少子高齢化の影響だけではありません。変化の背景には、若手人材自身の「働く意識の変化」があるのです。変化しつつある若手人材の獲得手法とトレンドを踏まえ、柔軟な新卒採用活動のありかたをお伝えします。
新卒採用には、自社の採用ブランディングの確立や、採用力強化ももちろん重要ですが、一方で、速効性のある打ち手も必要です。貴社なりの「最適解を導き出すためのヒント」を、お話しできればと考えています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
業種やエリアによっては、今、若手人材の獲得に非常に苦戦している企業も多いと思います。
しかし、「ピンチはチャンス」とも言います。今が、「旧来のやり方」をどううまくやるかではなく、時代に合わせた「新しく、柔軟な手法」へ刷新するチャンスなのではないでしょうか。
若手人材の意識の変化と、世の中の変化に対応できる、新たな採用戦略の確立へ。
課題感や変革の意思をお持ちの皆さまのお役に立てるような時間にしたいと考えています。皆さまのご参加をお待ちしております。
- 栗田 達彦氏(くりた たつひこ)
- フジアルテ株式会社 執行役員 営業本部長 兼 営業戦略部部長
- 大学卒業後、外資系人材サービス会社にて東北・関西エリアを担当。エンジニア系上場子会社での執行役員営業本部長を経て、2018年にフジアルテ株式会社に入社、営業戦略部 部長として戦略立案・実行を担当。大手製造業を中心に、派遣や請負を提案し課題解決を行う人材コンサルティングを実施。2019年4月より現職。
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