講演者インタビュー
エンゲージメントエンジン理論が会社を変える
~企業が考えるべきこれからのエンゲージメント施策とは~
株式会社アックスコンサルティング HRコンサルティング事業部 チーフコンサルタント
髙見 史弥氏
「サーベイは実施しているが、その結果をうまく活用できてない」という悩みはありませんか? エンゲージメントという言葉は日本でもかなり浸透してきましたが、理論立てて施策に落とし込むことは難しいという声をよく耳にします。本講演では、新しい働き方が求められる現在、これからの企業が取り組むべきエンゲージメント向上施策について、米国の最新事例や「エンゲージメントエンジン理論」を基に解説させていただきます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
社員のエンゲージメント向上や離職改善などを考えている全ての企業の方にヒントをお伝えできるかと思います。
特に、エンゲージメントサーベイは実施しているが、どんな項目で見れば良いのか迷っている、サーベイの結果をうまく活用できていない、具体的な施策に落とし込めていない、などと感じている方に、ぜひご参加いただきたいと思います。
エンゲージメント向上に取り組まなくても、会社がなくなるわけではありません。
しかし、だからこそ既に取り組んでいる企業と取り組んでいない企業で、どんどん差が出てしまい、結果として辞めてほしくなかった社員が退職してしまうなどの課題につながっています。
本講演を、これから企業にとって必須となるエンゲージメント向上に取り組むためのきっかけにしていただければと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演のテーマは、『エンゲージメント』です。
「組織と社員のつながり」などの意味で使われるエンゲージメントですが、日本は世界的に見ても数値が低いと言われています。新卒一括採用で年功序列型の評価制度を用いてきた日本の企業にとって、HR分野というと「採用」がメインだったので仕方のないことですが、これからは社員のエンゲージメント向上も考えていかなければなりません。
HR分野において、アメリカは日本より5年ほど進んでいると言われています。
そんなHR先進国のアメリカでは、採用や異動などを担当する「人事」とは別に、社員のエンゲージメント向上などをミッションに持つ「人材開発」という部署が当たり前のように機能しています。
当社では、10年以上アメリカで取材をし、カンファレンスなどに参加することで、さまざまなHR分野の情報を集めてきました。
そして、それらの情報を基に 『エンゲージメントエンジン理論』という理論を考えました。
この『エンゲージメントエンジン理論』では、エンゲージメントを向上させるために重要な8つ のポイントを挙げています。
今回の講演では、『エンゲージメントエンジン理論』を基に 、どのような項目でエンゲージメントを測れば良いのか、またサーベイ後には具体的にどんな施策を取っていくべきなのかなどを解説いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
『エンゲージメント』という言葉自体は、まだまだ歴史も浅いです。皆さまの中にも「正直、なんとなくサーベイを取り入れただけ」という方も多いかと思います。
せっかく企業で取り組んでいる社員のエンゲージメント向上施策を、より意味のあるものにしていくためにはどうしたら良いのか。『エンゲージメントエンジン理論』を基に 、具体的な事例を交えながら、できるだけ分かりやすく、視聴される皆さまのヒントになるようお話しいたします。
皆さまと一緒にエンゲージメントについてより深く考えていく、きっかけにできればと思います!
- 髙見 史弥氏(たかみ ふみや)
- 株式会社アックスコンサルティング HRコンサルティング事業部 チーフコンサルタント
- 2014年当社に入社。年間平均200件以上の士業事務所を訪問し、営業・マーケティングや組織作りの支援を行うと同時に、支社の採用・育成責任者を担当。入社から5年で1.5倍の規模に拡大させた。2019年からは支援実績のもと、人材開発、人材育成などのコンサルティングを提供。MotifyHR営業責任者。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
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