人と組織を学ぶ 日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2022-春-」 
	2022年5月18(水)・19(木)・20(金)・24(火)・25(水)・26(木)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2022-春-」トップ 講演者インタビュー 小高峯 康行氏(株式会社ビジネス代謝ラボ 代表取締役)インタビュー

「ミドルシニアのキャリア自律」
意識醸成施策で成果を上げるポイントとは

小高峯 康行氏 photo

株式会社ビジネス代謝ラボ 代表取締役

小高峯 康行氏

ミドルシニアのキャリア自律に関する課題感について289名に調査したところ、約7割が「一人ひとりの意識改革」、約5割以上が「管理職の理解と対応」と回答しています。研修や面談で課題解決しようとしている企業が多い中、なかなか成果につながらないという声もよくお聞きします。本講演では、「キャリア自律意識の醸成・改革」「管理職の理解と対応」を促進する具体的な施策事例と、成果を上げるためのポイントを解説します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

・50歳前後のミドルシニアがボリュームゾーンとなり、将来を見据えて活性化したい
・恒常制度は持っているが、使われていない(活性化させたい)
・ミドルシニア向けのキャリア研修を実施しており、受講満足度は高いが、意識変革/行動変革にはつながっていない
・今後、雇用調整/希望退職は何とか避けたい
・主体的な社外への転身をもっと増やしたい
・働き続けるミドルシニアが、主体的に学び直しを行い、活躍してほしい

上記のように、多くの日本企業がミドルシニアに関する課題を抱えています。これらを解決することをミッションとする人事、経営企画の皆さまを対象とした講演です。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

当社は「社員に健全な自律を、企業に前向きな代謝を」のビジョンを掲げ、2020年1月に設立しました。この2年、多くの日本企業が抱えるミドルシニアの課題について、さまざまな取り組みを行っている企業の皆さまと交流してまいりました。

ミドルシニアの課題と言っても、「活性化させたい」「健全で自律的な社外転身を促進したい」など、企業や事業によって、解決の方向性は大きく異なります。また、今年4月施行の「70歳までの就業機会確保努力義務」の流れもあり、ますます雇用の長期化が求められるようになっています。

このような環境の中で、昨年、ミドルシニアのキャリア自律に関するアンケートを行ったところ、約7割が「一人ひとりの意識改革」、約5割以上が「管理職の理解と対応」が重要だと回答しています。

そこで今回の講演では、データで課題の整理をしたうえで、「キャリア研修」「キャリア面談」といった、具体的な施策で成果を出すポイントについて、事例を交えながらご紹介したいと思います。併せて、ミドルシニアがイキイキと働き、生産性を高めるための取り組み事例をご紹介したいと思います。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

「社員に健全な自律を、企業に前向きな代謝を」というビジョンを実現するための会社です。

ミドルシニアの自律について、さまざまな取り組み事例をご紹介し、一つでもヒントをご提供できればと思っています。
まだまだこれからが本格的な課題となるテーマです。今後、皆さまと一緒に、さまざまな取り組みを行っていきたいと考えていますので、ぜひ皆さまのご意見をお聞かせください。

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講演者プロフィール
小高峯 康行氏(こだかみね やすゆき)
株式会社ビジネス代謝ラボ 代表取締役
1991年(株)リクルート入社 2002年(株)ファインド・シー設立 代表取締役就任 2020年(株)ビジネス代謝ラボ設立 代表取締役就任 大手企業を中心に、採用・教育・人事制度など数々のコンサルティングを経て、現在に至る

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