講演者インタビュー
大手企業が実施する人材採用の「新潮流」
データ起点の採用ブランディング・マーケティングの現在と未来
株式会社No Company 代表取締役
秋山 真氏
キャリア観や働き方が多様化し、採用にも変革が求められています。特にデータ活用が注目されていますが、どう実践すればいいのでしょうか。本セッションには、データ起点での採用ブランディング・採用マーケティングに注力しているパナソニック社と三井住友カード社が登壇。なぜソーシャルデータを活用するのか。採用DXに必要な「エンプロイヤーブランディング」とは何なのか。両社の事例を基にこれからの採用について考えます。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
オンライン化の加速や若者の価値観の多様化により、従来の採用手法に閉じず新たな施策を打ち出す企業が増えてきました。特にこの1年間では、SNSやWebメディアを介した採用コンテンツの発信をよく目にするようになりました。
採用広報に目を向ける企業が増えてきた一方で、下記のような相談を受ける機会も増えてきました。
・採用にどう寄与するのかがわからない
・抱かれたいイメージと実際に抱かれているイメージにギャップがある
・求める人材のニーズがわからない
今後もますます若者の価値観や世の中のトレンドが変わっていく中で、感覚的な採用活動でなく、データ起点での採用活動にシフトしていく必要があります。
・新卒採用の早期・長期化に対応したい
・通年採用に対応したい
・採用DXを促進したい
・多様なキャリア観に合わせた採用・組織開発施策を模索している
このような担当者の方にオススメのテーマです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
近年、働き方や(特にZ世代の)キャリア観が多様化し、求職者や従業員の価値観に寄り添った採用/組織変革が求められています。また新卒採用においては、早期化や通年採用の動きが加速し、オンライン上での継続的な求職者との接点がますます重要になってきました。
これからの採用市場においては、働く価値観の多様性や求職者ニーズをデータ起点で捉えること、日常的に見られているSNSやメディアを駆使して求める人材の価値観に合ったファクトを発信をすることが重要です。
これらを意識した採用活動を行うことは、求める人材の採用や、早期化・長期化への対応につながることはもちろん、正しく自社の魅力を訴求できることにより、入社後の定着率や従業員エンゲージメント向上にもつながります。
本講演では、働き方やキャリア観の多様性をデータ起点で捉え、先進的な採用マーケティングに注力されているパナソニック社、三井住友カード社をゲストでお招きします。
・データを起点とした人事/採用変革の背景
・実際に行った採用マーケティング施策
・どんな成果や変化があったか
ぜひ二社の事例や考え方から、これからの人事/採用変革について学び、貴社の採用に活かしていただけたらと思います。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「コミュニケーションの力で組織と人を変えていく」をミッションに、昨年No Companyを設立しました。
若年層の価値観が多様化している中で、その⼈にしかないスタイルがいきる社会をつくるために、働く環境からより良くしていきたいと思っています。企業の組織風土や採用活動をより良い方向に変えていくため、本イベントに協賛いたしました。
「多種多様な企業の働く魅力が、適切な形で求職者や従業員に届けられる」
そんな社会を目指して、精一杯講演させていただきます。
ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。
- 秋山 真氏(あきやま しん)
- 株式会社No Company 代表取締役
- 2016年にスパイスボックス新卒入社。2年間プロデューサー経験を積んだ後、採用コミュニケーション事業部を立ち上げ事業部長に就任。SNS起点の採用広報ソリューション開発や企業の採用DX化などを支援。2021年10月にスパイスボックスの子会社 No Company,incを立ち上げ、代表取締役に就任。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。