無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

「プール人材」は大人しくプールされないのでは?

人材の流動化が進むこのご時世、以前に比べて「プール人材」という言葉を頻繁に耳にしなくなった気がします。

私が英会話スクールの運営会社で英語研修や人材育成のコンテンツ作りに関わり始めた2014年までには、すでに「プール人材」というワードが使われていました。

現在「プール人材」が指す事柄は会社ごとに異なっていたりするかもしれませんが、当時は一般的に「英語で業務が回せる人材のストック」といった意味でした。

普段は日本で仕事をしているけど、海外赴任枠が空いたらすぐに投入できるような英語力・異文化対応力・業務処理能力を併せ持ったような人材のことです。

 

こうしたプール人材を育成し、増やして行く方針の企業が増えているから、英語研修や異文化理解研修を提供するんだ、と同僚や上司から聞いた時、

まだ人材育成について浅学ながら、「立派なプール人材を育成できたとして、そのプール人材は大人しくストックされたままでいるだろうか?」と思いました。

 

日本でも海外でも安心して仕事を任せられるような能力を持っているのに、海外赴任枠や海外事業部の席が空くまでその他の同年代の社員と同じ待遇で、いつ来るかわからない辞令があるまで、海外とほとんど関わりのない業務を続けてもらう。

他の日系企業や外資系企業、海外でも活躍できる能力を身につけた人材が、そのような状況に「プール人材」として甘んじ続けるだろうか、と疑問に思いました。

現職の文脈でキャリアアップの目処が立っていない状態であれば、能力が活かせ、待遇がより良い企業からヘッドハンティングを受けた瞬間に、せっかく会社が投資して高めた英語力やスキルと共に、去って行ってしまうのではないでしょうか。

 

 

プールする ⇒ ひとつなぎの仕組みの中で流動させる

昨今は人的資本経営の概念が浸透し始め、人材育成が人事部や各部署単体の取り組みではなく、

「会社の○ヶ年計画を達成するための重要パーツ」

「会社の○ヶ年後のあるべき姿から逆算して社員の育成・研修計画を立てるべき」

という認識が色濃くなってきているようです。

 

英語の文脈で言えば、英語研修の目的は、社員の英語力アップを達成することではなく、

[研修参加者のキャリアアップ & 海外拠点や海外事業を任せられる人材の育成]という、

研修参加者側・会社側一挙両得の実現が目標であるべきではないでしょうか。

 

そう考えると、たとえば英語のe-ラーニングの仕組みを導入しているだけの状態ではダメですよね。

研修参加者は英語を話したり使ったりする練習をしていないのですから、英語が求められる業務や役職へのキャリアアップに研修が結びついていません。会社が将来必要な人材の育成にも結びついていません。

 

オンライン英会話など英会話レッスンの仕組みを導入すれば、

研修参加者に英語を話す練習をさせることができるので、理想像に向けて大きく前進しますが、やはり英語を使った業務を実際に経験していないのですから、まだ頼りないです。英語がペラペラに話せる=業務を滞りなく執り行えるわけではありません。

(英語がペラペラに話せれば仕事がうまく行くのならば、英語圏に住むほぼすべての人がスーパービジネスパーソンということになってしまいます)

 

海外出張を経験させる、海外研修に参加させる、願わくば海外拠点や海外事業部に配属する、といった方法で英語を使った業務を実体験させることで、初めて、「海外でも安心して仕事を任せられる」人材になります。

また、研修参加者本人も、自らの能力開発とキャリアアップが結びつき、組織の外への関心は薄れるでしょう。英語研修に選抜されるような将来有望な社員はプールせずに、英語研修からキャリアパス、人材配置、ひいては会社の戦略目標達成までひとつなぎとなった仕組みの中で流動させるイメージが良いのでは、と考えることがあります。

 

…続きはまた次回のコラムで!

  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • グローバル
  • リーダーシップ
  • 語学

日本のビジネスパーソンに圧倒的に支持される、ビジネス特化型オンライン英会話

大手英会話スクールで英語教師として10年勤めた後に、同社や出向先の大学院で英語コミュニケーションコースのカリキュラムと教材開発を担当。
その他、著書として理系英会話アクティブラーニング書を二冊出版。

胡 喬太(コ キョウタ) ビズメイツ株式会社 プロダクトスペシャリスト

胡 喬太
対応エリア 全国
所在地 千代田区 

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

新人・若手のメンタルダウン予防に必要な関わり

原田 由美子(Six Stars Consulting株式会社 代表取締役(人材育成コンサルタント、キャリアコンサルタント/国家資格))

2024年度入社 新入社員が入社して約1か月。新入社員の皆様のご様子はいかがでしょうか。 既に配属されたところ、配属はも...

2024/04/30 ID:CA-0005322 新人・若手のメンタルダウン予防策