カブシキカイシャイチシンコンサルティング
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私たちは 教えるプロであり続けます
大人と子どもの学び方には違いがある一方で、多くの共通項があります。その共通項の1つである「主体的に学ばせる動機つけのメソッド(教え方のスキル)」は、管理職の部下育成や専門社員の教え方の向上など、あらゆるビジネスパーソンに役立っております。
細谷幸裕 株式会社 市進コンサルティング 代表取締役
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 文京区 |
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専門家コラム
新人に教えるときに役立つ「イントロ3原則」
細谷です。塾の指導法のひとつに「イントロ3原則」というティーチングメソッドがあります。 これは講師が知識や認知技能を教えていくときに、科目や学年やレベルを問わず、効果的・効率的に教えるメソッドとしてとても役立つ手法です。 ここで言う「イントロ」とは導入のことで、私たちの世界では単元の最初で...
行動としての「らしさ」
1992年頃の話なのですが、当時大学生だった私は、仲間4人と劇団を旗揚げし、学生劇団ながら当時としてはかなり過激な芝居をやっていました。公演はもっぱら乃木坂や荻窪の芝居小屋など30人も入れば酸欠になってしまうような芝居小屋でハイテンションかつ疾走感がウリでした。 当時有名な同世代の劇団には、...
ラーニングキャピタルが問われる時代へ
最近はエンゲージメントを高めるための施策として、職員同士の関係性を良好にしていくための「対話」の機会や上司と部下との「1on1」の推進、心理的安全性を高めていくためのサーベイの活用など、人材開発・組織開発の両面での施策が増えてきました。 私自身、塾予備校業界の出自であることから、HRの領域...
逆境から生まれた「信念」と「覚悟」の一事例
細谷です。私が塾の講師を初めて経験したのは大学を卒業してからで、学生時代はずっと芝居にのめり込んでいました。当時一緒にやっていた仲間の何人かは、今もネットやテレビで見かけることがあり、それぞれの道を楽しんでいるように見えます。 人生には、いくつかの転機というか、決断の時があって私の場合、大学を卒...
塾の教材作成の視点を応用してみる
私も以前は塾の現場で小中学生に国語や社会を教えていましたが、最近ではその当時に生徒として通っていた企業の教育担当者や管理職の方たちと出会う機会が多くなってきました。 実際に研修の休憩中に受講生から「細谷先生ですよね?」と声をかけられたことが何度かあり、「〇〇教室に通ってた○○です。覚えてますか?...
講師養成の観点から考える最高の教え方
人前に立って教えることを生業にして30年近くなりますが、自分の教え方に対する思考や行動が年々シンプルになっているのを感じます。 昔、生徒たちに教えていた頃は、テキストだけでは物足りず、先輩が使っていたプリントに頼ったり、社内の講師トレーナーの頃は、思考させる問いの面白みに、はまっていたりもし...
供給過多の学習コンテンツへの対処法
今年の4月から実務家教員課程というコース履修のため、都内にある大学院に通っています。このコースは実務経験が主に5年以上ある社会人を対象に、その経験やキャリアを学問の領域までまとめあげ、将来、大学で学生に教えたいという社会人が学ぶ課程になります。 私は週一回3時間、オンラインとスクーリングの併用で...
女子アイスホッケー日本代表のチームビルディングの秘訣
今月から女子アイスホッケー元日本代表の岩原知美さんが、私たちの新しい仲間として加わってくれました。女子アイスホッケー日本代表といえば、スマイルジャパンとして知られていますが、岩原さんは平昌五輪のときにスマイルジャパンに代表入りし見事入賞を果たしました。そんな岩原さんの経歴には華々しいものがありますが...
ロールプレイを演劇メソッドで効果的にする
社内講師養成のトレーニングをしていて多くの方からアドバイスを求められるのが演習運営です。特にペアやトリオでのロールプレイの運営に悩む方が多く、例えば互いに照れてしまい、本来の意図する演習にならなくなったり、決められたシチュエーションをこなすことが目的になり、台本の読み合わせのように終わってしまうケー...
役に嘘があってはいけない
周囲にはあまり言ってない話ですが、30年前の学生時代は芝居にのめり込んでいて、大学3年で母校のサークルを飛び出し早稲田の文学部キャンパスの当時スロープ下にあった劇団森という劇団に所属していました。 当時所属していたメンバーには、現在バイプレイヤーで活躍中の矢柴俊博さんや「のぼうの城」の作者の和田竜...
学級経営と組織開発の共通点 ~マネジメントのヒント~
管理職の役割として部下の育成と自部署の組織強化は常にテーマになりますが、この部下育成と組織強化を学校教育の「生徒指導」と「学級経営」に置き換えてみると、管理職が自部署の中で何をすべきかがイメージしやすくなります。 例えば、管理職が自部署の部下をどのように育成すればよいかを考えるときに、管理職自身を...
社内e-learningの理解度を効果的に測る視点
いま、多くの企業でe-learning や動画教材の内製化が進んでいますが、オンデマンド教育の重要な要素である「理解度把握」や「研修転移」に課題を抱える組織が増えています。そのオンデマンド教育の理解度把握手法の1つがテストになりますが、このテスト設計が実はかなり属人的に作られているように感じています...
テストフォーミュレーションの未来
テストづくりの手法を独自に再構築することで、企業内教育にイノベーションを起こしたいと本気で思ったのが今年の6月でした。そこから「テストフォーミュレーション」という言葉を打ち出し、多くの方たちから反響をいただきました。 私の中でのテストづくりとは常に「プレイフルファースト」でありたいと思っています。...
選択肢に込められた創造性と学び
30年近く前「たほいや」という深夜番組に夢中になっていました。この番組は当時5人のタレントが広辞苑に掲載されているマニアックな言葉を拾い出し、メンバー全員がその言葉から連想するニセの選択肢を作って互いに本物の答えを探り合うというゲーム番組です。 このゲームの面白さはメンバー全員が問題の出題者であり...
テスト フォーミュレーションな学び
塾予備校の世界では講師の教務スキルを高めるために特定の学校を想定した入試予想問題を作成するトレーニングがあります。このトレーニングのメリットは、その学校の入試問題の傾向が掴めるだけではなく、予想問題の作成を通じてレベルを意識した設問作成能力が習得できるメリットがあります。 また、このトレーニングの...
新入社員のギャップ、育成担当者のギャップ
いつもは「教え方」や「社内講師養成」などをテーマに書いているコラムですが、ここ最近は「新人社員の意識について知りたい」という声が多く、今回は新人の指導に困っているご担当者に参考になるお話をしたいと思います。 こういった声が多くなっている背景には、私たちが塾予備校を運営しているということもあり...
社内講師の教え方を測定する2つの意外な基準
人前に立って教える時、塾予備校の世界には 教える際のいくつかの工夫があります。 その工夫を私たちがスキル化するときは、最初に満足度の低い講義を素材に改善箇所の抽出と 原因の特定をおこない、改善手法を検討、学習効果を測定した後に汎用化するという手順を踏みます。 そしてこの改善手法の中で私た...
新人研修で学習効果を高める講義手法
コーチングの手法を的確に表す例えで、「ボールをよく見て」という代わりに 「ボールはどんな回転をしている?」という質問をすることによって、 結果として「ボールをよく見るようになる」という有名な一節があります。 相手に何かを学習させたいときに、このコーチング手法のように、ちょっとした アプ...
「いつでも・何度でも」の逆を問う
オンライン研修が人材育成の新しいチャネルとなり、 ここ最近はオンラインライブと親和性のある映像コンテンツと の新しい組み合わせを模索する動きが出ています。 映像コンテンツはこれまでも「いつでも・どこでも・何度でも」 という特性を活かし、個別性と自由度の高い学習チャネルとして 扱われて...
塾のオンライン指導を社内教育の職場展開に活かすヒント
学習塾のビジネスモデルで特徴的なのが「サービスを享受する対象と対価を払う対象が 異なる」という点があげられます。 塾の場合、子どもに授業の不満がなくても、対価を払う保護者に不満があれば、状況に よっては退塾になるケースもあります。これは仮に塾側のサービスに子どもの成績を 上げるクオリティがあ...