パソナテック、インド人技術者の採用支援サービスを開始
IT(情報技術)分野における専門人材サービスを行うパソナテック(東京都渋谷区、森本 宏一・代表取締役社長)は、この度、日本の商習慣や日本語スキルを習得したインドの優秀な若年層技術者の育成型来日派遣サービスを開始します。また、本サービスの開始に伴い、インドのエンジニア教育会社ソフトブリッジソリューションズ(インド マハラシュトラ州プネ市、プラシャント ジェイン社長 http://softbridge-s.com/ )と提携します。本サービスとすでに実績のある中国の理工系新卒技術者の育成型来日派遣サービスを合わせ、海外人材サービスにおける売上5億円(2008年3月期)を目指します。
BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)など新興国への投資を含め進出する日系企業が増加する一方、そのグローバル戦略を担う人材不足は深刻な問題となっています。国内における優秀な人材の採用が一層困難になる中、「国籍を問わず、優秀な人材を採用したい」 「海外市場を見据えた、自社の企業理念を理解したグローバル要員を育成したい」といった企業の要望が多く寄せられています。一方、インドのGDP成長率はBRICsの中では中国についで第2位であり、成長市場としても見過ごせない存在になっています。また、GDPに占める産業の中でもIT関連産業の伸びは顕著であり、新卒者に卒業後 半年間で技術の専門高等教育をするなどの人材育成への取り組みからも、今後の技術系人材の輩出拠点としても注目されています。
パソナテックは1998年より中国の理工系大学新卒技術者の育成型来日派遣サービスを展開していますが、この度、そのノウハウをベースにインドの新卒・第二新卒技術者の育成型来日派遣サービスを開始します。日系企業が外国人技術者を採用する際に問題となりやすい言葉や商習慣について事前に4ヵ月間のトレーニングを実施します。今回提携するソフトブリッジソリューションズは、技術者向けに上記のトレーニングを企画・提供します。同社は、グローバルビジネスを展開する日系大手企業の、社員向けグローバル研修カリキュラムも提供しており、その実績には高い評価を得ています。
パソナテックはこれら海外人材サービスへの取り組みを通じて優秀な人材の輩出に努め、高度人材の獲得基盤を構築します。また、これらサービスを展開することで、さらなるアジアの人材流動化を促進してまいります。
(パソナテック http://www.pasonatech.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・2月8日)