パソナ、4月から国家公務員の転職支援プログラムを開始
総合人材サービスを展開するパソナ(東京都千代田区、南部靖之・代表取締役グループ代表兼社長)は、3月7日付けで総務省の「試行人材バンクにおける民間事業者による求人開拓等に係る共同検証」の実施企業に選定されました。今回の決定により、4月から国家公務員の転職支援プログラムを開始いたします。
パソナでは、昨年より国家公務員の高い専門知識や経験を、パソナグループの人材マッチングノウハウを活かし、市場機能を通じて民間企業で活用する「Brains Partner」の仕組みを準備するため、昨年6月に各行政経験者10名程度の組織「アドバイザリー・ボード」を組成し、インフラ整備のための議論を重ね、準備を進めてまいりました。
現在、民間企業では特許や知的財産、海外、語学など専門分野に精通した優秀な人材確保は難しく、人材市場でも常に枯渇しています。そこで、パソナでは、これまで人材サービスで培ったノウハウを活かし、民間企業への求人開拓などにより掘り起こした求人ニーズを独自に分析し、国家公務員のキャリアの棚卸しを行うことで、市場機能を通じた国家公務員の転職支援プログラムを実施してまいります。
今回の共同検証により、優秀な国家公務員が民間企業や地方など新しい雇用先へ転職しやすい仕組みを作ることで、将来、公務員の円滑な人材流動化を支援し、民間企業の活性化や経済的な発展にも寄与して参りたいと考えております。
【 概要 】
■ 名称: 「試行人材バンクにおける民間事業者による求人開拓等に係る共同検証」
■ 内容: 総務省試行人材バンクから人材情報の提供を受け、パソナおよびパソナグループ企業が求人開拓やカウンセリングなどを通じて転職を支援することで、国家公務員の転職支援の仕組みを共同で検証する。
■ 連絡先: パソナ Brains Partner 事務局/TEL 03−6734−1070
※ 詳しくは、同社HPまで。
(パソナ http://www.pasona.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月20日)