勤務医の平均年収〜東西で大きな格差〜
キャリアブレインが調査結果を発表
医療・介護人材サービスキャリアブレイン(東京都港区、吉岡政晴・社長)は、同社が運営する人材紹介サービスに求人登録している医療機関の求人票をもとに、医師の平均年収の調査結果をまとめました。
【 調査結果詳細 】
キャリアブレインでは、人材紹介サービスに求人登録している全国の医療機関の求人票をもとに、勤務医師の年収を調査いたしました。全国平均の年収は、経験5年目:1190万円、経験10年目:1429万円、経験15年目:1572万円、経験20年目:1713万円となっています。経験年数に応じて年収が高額になっている一方、経験5年の医師に対する最低額が460万円に対し、最高額が2590万円と幅広く、経験年数の浅い医師程、金額の分布範囲が大きくなっていることが分かります。
地域別には、北海道、北陸・信越、東海地方の順に平均年収が高額であり、関西、中国、九州、沖縄地方の順に低額になっております。総じて、東日本と西日本で大きな格差が生じているようです。都道府県別には、全ての経験年数の平均年収を総合した結果、新潟県、青森県、鹿児島県が高く、滋賀県、奈良県、福岡県は低い結果が出ています。最も平均年収の高い新潟県と最も低い滋賀県を比較すると、経験5年目から20年目の間に、700万円以上の所得の差が生じることがあると考えられます。
【 調査概要 】
< 医療機関の提示する平均年収 >
■ キャリアブレイン人材紹介サービスに求人登録する医療機関のデータをもとに算出
■ 有効データ数:
・ 医療機関1281件(民間の医療法人、その他法人)
・ 経験5年給与 1204件・経験10年給与 1200件
・ 経験15年給与 638件・経験20年給与 711件
■ データ収集期間:平成18年6月19日〜平成18年6月22日
※詳しくはこちらまで http://blog.cabrain.net/press/
(キャリアブレイン http://www.cabrain.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・7月10日)