特別講演
人材の内発的動機付けでビジネス課題を解決する!「アート」のビジネスへの活用とは
- 村木 玲子氏(株式会社ジョイント 代表取締役社長)
- 小野 さや香氏(研究舎ヨハク 代表 クリエイティヴシステム・ディレクター/アーティスト)
- 長峯 志甫氏(大阪ガスビジネスクリエイト株式会社 イノベーション戦略部 兼 人材開発事業推進部 チーフ)
- 視聴者コメント
- ・自分への内省を深堀する良ききっかけとなりました
- ・事例含めて分かりやすかった
人材の内発的動機付けでビジネス課題を解決する!「アート」のビジネスへの活用とは
企業が持続的に事業を継続するためには、新たなビジネスの創出が必要です。その一方で「新規事業創出がうまくいかない」と耳にします。本講演ではその課題解決の一つとして近年注目されている「アート思考」についてご紹介します。新しいビジネスを創出する際の課題に、人材の内発的動機付けで考えるアート思考がどのような役割を果たすのか、ポイントを学んでいきます。
株式会社ジョイント 代表取締役社長
村木 玲子氏
【村木 玲子氏プロフィール】
(むらき れいこ)名古屋大学大学院工学研究科修了後、株式会社村田製作所に入社。材料開発に従事する傍ら、グロービス経営大学院にてMBA取得。企画に転向し、新規事業の立ち上げ支援、異業種連携を担当。2016年より一般社団法人未来マトリクスにて、デザイン思考のファシリテーションに従事。2018年、株式会社ジョイントを設立。
研究舎ヨハク 代表 クリエイティヴシステム・ディレクター/アーティスト
小野 さや香氏
【小野 さや香氏プロフィール】
(おの さやか)京都造形芸術大学大学院博士課程満期退学、「アートと心のメカニズム」研究。京都大学大学院医学研究科研究生、国立精神・神経医療研究センター特別研究員を経て「アートとメンタルヘルス」研究。世界の最前線の創造力研究から、ビジネスに「アート思考」を導入し、個人・組織のポテンシャルを最大化するアート活用を提案。
大阪ガスビジネスクリエイト株式会社 イノベーション戦略部 兼 人材開発事業推進部 チーフ
長峯 志甫氏
【長峯 志甫氏プロフィール】
(ながみね しほ)2008年(株)アイさぽーと(現大阪ガスビジネスクリエイト(株))に入社。MOTスクールや企業研修の企画営業を担当。2010年新たなビジネスコースの立ち上げに携わる。研修プロデューサーとして、人材育成プログラムの企画やイノベーション創出の仕組み構築など、業界を超えて多くの企業様をサポートしている。
「戦略人事のための人選力」――リーダーを継続的に輩出する人材アセスメントとは?
- 吉田 卓氏(株式会社リードクリエイト 取締役)
- 視聴者コメント
- ・「リーダーの育成」「マネジメント力の向上」を掲げて施策を進めようとしているが、まさにいま自分の部署が思考停止に陥りつつあるなと実感した。我々の中ではある程度「求められる人材像」の認識統一ができているのに、なかなか現場の理解が進まないことにやきもきしていたが、講演を聞いて、まずは我々が現場をもっと理解したうえで人材要件を深掘り、浸透させる努力を継続してやらないといけないのだなと感じた。ビジネスパートナーに近づけるよう、人事の底力をあげていきたいと思う
- ・資料の内容や説明が非常に分かりやすかった
「戦略人事のための人選力」――リーダーを継続的に輩出する人材アセスメントとは?
各社の経営環境は複雑性と不透明さを増し、直面する課題も難易度が高まっていく中、求められるリーダー像も大きく変化しています。リーダーを輩出し続けるためには、「どう育成するか」と同時に「誰を選ぶのか」が重要なテーマとなっています。今回は今後の「人選のあり方」について事例をもとに問題提起しながら、リーダー適性を客観的に診断する方法論を弊社のノウハウを交えてご紹介します。
株式会社リードクリエイト 取締役
吉田 卓氏
【吉田 卓氏プロフィール】
(よしだ たかし)大学卒業後、大手金融機関に入社。企画部門を経て、人事部門で育成・評価・異動業務に従事。2005年、リードクリエイトに入社。リーダーの選抜・育成を軸に人材開発支援を担当し、これまでソリューションに携わった企業は500社を超える。現在、「実践知」をベースにしたセミナーを多数開催。2015年より現職。
採れない新卒と70才までの雇用延長
~2020年からの人事戦略~
- 平康 慶浩氏(セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役/グロービス経営大学院 准教授)
- 視聴者コメント
- ・再雇用、雇用延長に関するポイントが整理され、理解できました
- ・シニア世代の学び直しの方向性が見えてきました
採れない新卒と70才までの雇用延長
~2020年からの人事戦略~
いま「日本で起きている経営環境の激変」は、採用・活躍・退職のあらゆる局面に大きな影響を与えています。新卒採用競争の激化と70才までの雇用延長努力義務化はその代表例。さらに管理職に求める役割の高度化、新規事業創出ニーズの高まりなどが追い打ちをかけてきます。新人事制度と教育の推進により事業戦略を達成してきた各社の先進事例をもとに、「今採るべき人事戦略の本質」を示します。
セレクションアンドバリエーション株式会社 代表取締役/グロービス経営大学院 准教授
平康 慶浩氏
【平康 慶浩氏プロフィール】
(ひらやす よしひろ)アクセンチュア、アーサーアンダーセン、日本総合研究所を経て現職。グローバル大企業から中小企業まで、170社以上(2019年末時点)の人事評価制度改革に携わる。大阪市特別参与として区長公募面接、局長昇任面接担当官も務める。早稲田大学大学院ファイナンス研究科MBA。
パネルセッション・基調講演
人事パーソンに必要な視点・心構えとは
何を学び、どんなキャリアを描いていけばいいのか
- 東野 敦氏(江崎グリコ株式会社 グループ人事部 グループ長(人事戦略・人財組織開発・グローバル人事担当))
- 藤間 美樹氏(参天製薬株式会社 理事 人事本部)
- 服部 泰宏氏(神戸大学大学院 経営学研究科 准教授)
- 視聴者コメント
- ・ご経験に基づく具体的なお話をしていただき、自分自身を振り返り、不足点を確認する良い機会になりました。人事パーソンのスキル向上に焦点を当てた研修が少ないため、非常に有用な機会でした。質疑応答も含めて進めてくださり、ありがとうございました
- ・神戸大学の服部先生の問いと、講演のお二人の志の高さや柔軟性が素晴らしかったです
- ・人事として仕事をしていくにあたり、キャリアをどう積めばよいか、どのような経験が必要なのかと不安な部分もありました。今日のお話では、今までの経験は全て人事に活きる、やらなきゃいけないではなくやりたいことを追求して夢を実現することが人を動かすということで、まったく人事キャリアのない、しかも年齢も高い自分であっても大丈夫なのではないかと背中を押してもらえました
人事パーソンに必要な視点・心構えとは
何を学び、どんなキャリアを描いていけばいいのか
「働き方改革」「グローバル化」「HRテクノロジー」などの進展は、人事パーソンにさまざまな影響を与えています。変化のスピードが速い時代に、人事はどういう視点をもち、どのような心構えで仕事に向き合うべきなのでしょうか。どんなスキルが必要で、自身のキャリアをどう考えればいいのでしょうか。長年にわたり人事の要職を務めてきた江崎グリコ・東野氏、参天製薬・藤間氏をお迎えし、神戸大学・服部氏の司会で、いま人事パーソンに求められるものは何かを明らかにしていきます。
江崎グリコ株式会社 グループ人事部 グループ長(人事戦略・人財組織開発・グローバル人事担当)
東野 敦氏
【東野 敦氏プロフィール】
(ひがしの あつし)大手自動車完成車メーカーで、一貫してグローバルHR部門に在籍、海外の研究開発法人や海外拠点の立ち上げ、生産性向上など、数多くの現地法人の支援に携わる。フィリピンへの駐在等を経験した後、2015年に江崎グリコ株式会社入社、海外人事の責任者としてGlicoのグローバル展開を推進中。
参天製薬株式会社 理事 人事本部
藤間 美樹氏
【藤間 美樹氏プロフィール】
(ふじま みき)1985年神戸大学卒業。同年藤沢薬品工業(現アステラス製薬)に入社、営業、労働組合、人事、事業企画を経験。人事部では米国駐在を含め主に海外人事を担当。2005年にバイエルメディカルに人事総務部長として入社。2007年に武田薬品工業に入社し、本社部門の戦略的人事ビジネスパートナーをグローバルに統括するグローバルHRBPコーポレートヘッドなどを歴任。2018年7月に参天製薬に人材組織開発本部副本部長として入社し、2019年4月に執行役員人事本部長、2020年4月より現職。参天製薬のグローバル化を推進。M&Aは米国と欧州の海外案件を中心に10件以上経験し、米国駐在は3回、計6年となる。グローバル化の流れを日米欧の3大拠点で経験し、グローバルに通用する経営に資する戦略人事を探究。人と組織の活性化研究会「APO研」メンバー。
神戸大学大学院 経営学研究科 准教授
服部 泰宏氏
【服部 泰宏氏プロフィール】
(はっとり やすひろ)1980年神奈川県生まれ。2009年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了、博士(経営学)取得。滋賀大学経済学部情報管理学科専任講師、同准教授、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授を経て、現職。日本企業における組織と個人の関わりあい(組織コミットメントや心理的契約)、経営学的な知識の普及の研究、シニア人材のマネジメント等、多数の研究活動に従事。著書『日本企業の心理的契約: 組織と従業員の見えざる約束』(白桃書房)は、第26回組織学会高宮賞を受賞した。2013年以降は人材の「採用」に関する科学的アプローチである「採用学」の確立に向けた「採用学プロジェクト」に従事、同プロジェクトのリーダーを務める。著書『採用学』(新潮社)は、「HRアワード2016」書籍部門最優秀賞を受賞。近著に『日本企業の採用革新』(中央経済社)がある。
「HRカンファレンス」大阪の満足度上位講演を講演のスタイル別に発表します。「特別講演」は、「リーダーの育成」「内発的動機付け」「再雇用」などの多彩なテーマで、ポイントが体系立ててわかりやすく解説された講演に人気が集まりました。「パネルセッション・基調講演」は、「人事パーソンのキャリア」をテーマとした講演の満足度が高くなりました。「自分自身のキャリアを振り返る良い機会になった」「服部先生のファシリテーション、東野さん、藤間さんの志の高いお話が良かった」などの声が集まりました。