――　今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

矢吹：わずか60分程度で、参加者全員が合意できるビジョンやストーリーができるとしたら。これまでにない創造的なアイデアをつなぎ合わせ、実行したくなるプランが生まれてくるとしたら――。本体験セミナーは、ホワイトボードやワークシート、アイデア発想カードを用いて、参加メンバーでユニークなアクションプランを創り上げる体験型ワークショップです。

メンバーの知恵が見える化され、組み合わさることで、皆が「イケる！」と思えるアクションプランを創り上げるプロセスを体感していただきたいと思っています。

本講演にご参加いただきたい方は、下記の通りです。
■解決すべき課題を持っている、方針が定まらないテーマを持っている事業部門長、経営者クラスの方
■未来に向けての企画やモノづくり・コトづくりに関わり、新たな価値を創造する部門のご担当者

――　貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

矢吹：弊社は、視覚会議®という独自開発の「イノベーション創出のための問題解決手法」を専門に提供するコンサルティング会社です。具体的には、視覚会議ファシリテーター派遣および養成、ワークショップ企画運営、イノベーション創出のための場づくりの導入コンサルティングを提供しています。

弊社サービスを導入されている企業様は、業種こそ製造業から製薬、サービス業までさまざまですが、実施導入部門としては、研究開発、知的財産、品質管理、新規事業開発、経営企画部門など、未来に向けての企画やモノづくり・コトづくりに関わる部門が多くなっています。どの部門にも共通しているのは、新たな価値を創造する部門であるということです。「イノベーションを継続的に創出するための仕組みづくり」のサポートが当社の使命でもあります。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

矢吹：視覚会議®を導入することで、「解けないと考えていた問題について、短い期間で成果を出し、行動に移すことができた！」という成功体験・成功事例を社内に創り出すことが可能になります。これがイノベーション実現の第一歩です。この成功体験・事例を横展開し、人財育成や風土改革に活かす仕掛け作りが、全社にイノベーション実現を広める鍵になります。

時間短縮や全員発言など単なる会議運営の改善や、ロジカルベースの会議ファシリテーション手法を望む方には、本講演はニーズを満たさないでしょう。解決すべき課題を持っている、方針が定まらないテーマを持っている、そんな事業部門長、経営者クラスの方にこそ、参加していただきたい内容です。