株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
リクルート ラーニング クラブ プロジェクトリーダー
中村 一浩氏
環境変化の激しい時代となり、一人ひとりの社員の「自ら考えて動く」力がより求められています。
中堅クラスがチームリーダーとなり活躍していくためには、何が必要なのか?
人材育成42年、年間13万人へ研修サービスを提供してきた、リクルートマネジメントソリューションズの社員研修の講師経験と、自らの事業立ち上げ経験から、企画力/問題解決力の身に付け方、「自ら考え、学び、実践する」社員を育成するための最新事例をお伝えします。
中堅社員に求められる、問題解決力や企画力の向上のために
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
中村:なぜ今、現場で一番の戦力となる中堅・リーダークラスに「自ら動く」ことが求められているのか、そのためにはどういう育成をしていったらいいのかということについて、私が研修講師を勤める「リクルート ラーニング クラブ」での経験や受講生とのふれあいを通して、日々学んでいる最新事例を基にお話しいたます。
2012年4月にチケット制研修サービス「リクルートラーニングクラブ」を開講するにあたり、多くの企業に人材育成における現状や課題をおうかがいしました。その中で、「自律」「自ら動く」というテーマを、多くの企業が育成課題として設定されていることが印象的でした。環境変化が大きく、どんどん新しいスキルや思考が必要になっていく時代の中、中堅社員には問題解決力や企画力もこれまで以上に求められています。
また、私自身も事業立ち上げの経験をする中で、「自らが自らを育てるサイクル」をそれぞれの現場メンバーで作っていくことが非常に重要だと考えるようになりました。そういった背景を踏まえ、「学び」と「実践」をサイクル化して自らを成長させる機会を提供するサービス「リクルートラーニングクラブ」を立ち上げました。会社の今後の成長を担う中堅社員をいかに育成していくか、その課題解決に向けたヒントが少しでも得られれば幸いです。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
中村:弊社は、42年間企業が直面する「人と組織」の課題を解決するお手伝いをしてきたプロフェッショナルファームです。人材開発の分野でも、年間13万人の受講者の方にご参加いただき、98%以上の満足度をいただいている公開型研修を行ってきました。今回新しくチケット制研修「リクルートラーニングクラブ」を開講するにあたって考えてきた、効果的な学びの場を作り出すのに必要なポイントを、事例を交えながらお伝えいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
中村:人が変化するには、環境が非常に大切です。自ら学び、自ら変化する社員を増やしていくためにはどんな環境づくりをしていけばいいのか。特に、会社の将来を担う中堅社員の現場力アップを中心にお伝えしますので、少しでも参加される皆さまに参考にしていただければ幸いです。
- 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
リクルート ラーニング クラブ プロジェクトリーダー - 中村 一浩氏(なかむら・かずひろ)
- 人材系ベンチャーの営業、専門商社での企画・開発、大手人材開発・情報出版会社での新規事業開発を経て、現職。4社4回の新規事業の立上げ経験を通じて得た、「新規事業の立案・構想」や「コンセプトメイキング」などを得意とする。
「実践!企画の立て方・通し方」「さらなる成長に向けて!問題発見力を磨き続ける」の担当講師。
- 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
- 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
- E-mail:hrc@jinjibu.jp