• トップ
  • 開催概要
  • プログラム1日目
  • プログラム2日目
  • 講演者インタビュー
  • アクセス
  • 前回の様子

講演者インタビュー

講演者インタビュー一覧

日経TESTを生かしたグローバル時代の採用・人材開発~人事としておさえておきたい「経済知力」!

日本経済新聞社 人材・教育事業本部 担当部長

小糸 恵氏

9万人以上が受験した日経TESTはグローバル人材の発掘・登用をはじめ、人材を育てるため研修ですでにご利用いただいております。日経TESTで測定 し、伸ばすことのできる「ビジネス知力(経済知力)」は、グローバル人材に求められる力の必要要件だからです。また、グローバル人材として日本で働く外国 人の適性が測定できます。業種・職種別スコア、高スコア者の特徴も紹介しながら、ビジネス知力の高め方にも言及します。


「日経TEST」は、ビジネス知力を測定するだけでなく、
高めていくことにも活用できる

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

小糸:グローバル人材というと、「語学力のある人」を最初に連想します。「日経TEST」が測定・育成する「ビジネス知力(経済知力)」は、語学力と同じでビジネスを遂行するうえでは、誰にでも必要な能力です。特に、経験則が活用できにくい海外での事業、外国人とのコミュニケーションを考えると、必要な知識の充実とその知恵化、またそれを活用した課題発見能力・問題解決能力が問われます。これは、日本で働く外国人にも当てはまることです。ビジネスパーソンの共通認識を共有できているかも確認することが可能です。

TOEICと同じ項目反応理論(IRT)を使って算出されるスコアは、グローバル人材に必要な要件である「ビジネス知力」が高い方を発掘・選別することができます。加えて「日経TEST」の受験により、自分の能力に「気付き」、高めていくモチベーションとなるだけでなく、どんな情報をどのように利用してビジネスに生かしていくかの道筋を理解することにもつながります。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

小糸:人口減少時代を迎えた日本が、強くなるためには、一人ひとりの力を高めていくしかありません。これは多くの方に同意いただけることだと思います。そのために日本経済新聞社は、自分の「ビジネス知力」に「気付き」、さらにそれを高めるモチベーションを感じていただくため、「日経TEST」を2008年に開始しました。国内外の取材を通じて蓄積したビジネスに関する知識と知恵を動員して、問題を作成できるのは、弊社の特徴でありまた使命でもあります。

日本経済新聞社は、米国、欧州、アジアを中心に36の海外拠点を配置しています。記者・現地スタッフは約160人にのぼり、日本の新聞社では最大の規模、質を誇っています。グローバル時代にふさわしい報道は、グローバル人材育成のための「日経TEST」問題にも生かされています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

小糸:お蔭様で、「日経TEST」という名前については多くの方に認識いただけるようになりましたが、何を測るテストかというと、何か難しい経済学的な知識を問うものだと誤解されていることが多いようです。「日経TEST」が測定・育成する「ビジネス知力(経済知力)」はビジネスに携わる方にとっては、ある意味では欠くことのできない能力のひとつだと思います。

もし、受講までにお時間があるようでしたら、「日経TEST」ホームページにある例題をお試しいただけると幸いです。

講演者プロフィール
日本経済新聞社 人材・教育事業本部
担当部長
小糸 恵氏(こいと・めぐみ)
1959年愛媛県生まれ。1983年 関西学院大学経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。販売・営業部門を20年以上経験後、現在は人材・教育事業本部で営業部門の担当部長。2008年のスタート時から日経TESTに携わっている。

本カンファレンスに関するお問合せ
  • 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
  • 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
  • E-mail:hrc@jinjibu.jp